千里がやっと足を止めた。千里と進は、いつの間にか細い道からも外れた森の中の小さな空き地に立っていた。

 巻原進が、この山と森しかないN県N市に来てから二ヶ月が過ぎていた。高校一年が終わるとすぐに、進は父の転勤でここに引越て来た。東京育ちの進にとって、ここは退屈極まる町であった。

 しかし、新しい高校での生活が始まるとそれは一転した。同じクラスになった宮沢千里の存在がその理由だった。

 宮沢千里は、活発な美少女だった。長い髪をポニーテールにまとめると、まるで子猫のようにころころと表情が変わり、無邪気で好奇心あふれる愛らしい顔になる。長い黒髪をそのままストレートにすれば、図書館で読書をしているのが似合いそうな可憐な美少女になる。不思議な魅力を持った少女だった。

 進はこの少女に一目惚れしたのだ。

 「おい、農民」

 そして、進はこう千里を呼んでからかうようになった。建前は彼女の家が農家だったからだ。本音は千里の気を少しでも引きたかったからなのだ。好きな子を、苛めることによってしか気持ちを現せない小学生の様に。

 しかし、これが意外にも効をそうしたのか、土曜の午後、千里から進に明日会って欲しいと電話が掛かってきた。

 

 見事に晴れ上がった日曜日、公園で待ち合わせした二人は無言のまま、千里が先に立って歩き始めた。

 前を歩く千里の後姿を、進は食い入る様にみていた。千里の白いブラウスから透けて見えるブラジャーの線と肌色が眩しすぎた。東京育ちといえども、まだまだ純情な少年な進は、それだけで股間を固くしてしまっていた。

やがて二人は、森の中の小広場に付いた。

 そこには今やこの姿で渋谷を歩くのは恥ずかしい様な顔黒、茶髪に金髪のメッシュ、細眉に薄いピンクの口紅、白いスーパールーズ、ローファー、ラルフローレンの紺のベストに白のブラウス、紺の超ミニのプリーツスカート姿の少女達が待ちかまえていた。8人とも揃いもそろってマスコミが援助交際ネタの時に調達するコギャルの格好をしていたが、同じようにみんなサングラスをしているのが不気味で、只でさえ見分けのつけにくいコギャルが、一段と没個性になっていた。

「あっ千里」

 進が異様なコギャル集団にあっけにとられている間に、千里はコギャル達に駆け寄っていってしまった。

「ふ〜ん写真よか、かわいい顔してるじゃん」

代わりに集団の中央に立っているサングラスをかけていてもスラッとした鼻筋や顔の輪郭、口元から美しさが溢れている美少女が一歩前に出ると、進の顔から爪先まで上から下へ眺めてから言った。

「な、なんだよ」

 「うん、お仕置きのしがいがあるかなって思っただけだよ」

その少女の不適な笑みに気圧されて、進は無意識に一歩退いてしまった。

 「なんで、俺がお仕置きなんてされなきゃいけないんだよ」

 「理由は後でね、坊や」

そう言って後ろに控えている少女達に右手をひらりと振ると、少女達が一斉に進に襲いかかった。

 「ばっ馬鹿野郎!やめろよ」

 身を翻して逃げようとした進だったが、千里のことを一瞬気にしてスタートが遅れた。致命的だった。少女達はあっさりと進に追いつくと捕まえてしまった。一人の少女が進の腕を掴むと、強烈な膝蹴りを進の鳩尾にたたき込んだ。

「うっ!げっ」

 進が吐きそうに身をかがめたところを、他の少女がバックから進の首に腕をさっと回すと、がっちりとチョークスリーパーを極めてきた。そのまま体重を前にかけると、進を俯せに倒して、そのまま上に乗ったまま首を締め続けてた。両足でしっかりっと、進の両腕をホールドし、他の少女2二人が進の脚の上に座り、脚による反撃を封じていた。

 殺される!恐慌状態に陥った進が、いくら藻掻こうとしてもどうしようにもなかった。俯せに倒されながら両手両足の自由を奪われ、反抗する術もなく、ただ首を締めつけられるままだった。生かすも殺すも少女達の思うがままだ。

「おとしちまうと、後々めんどくさいから、それ位にしとけ」

美少女の一言で、やっと進は強烈なチョークスリーパーをといてもらうことができた。

「ゲッホゲッホゲッホ」

 まだむせ返す進を少女達は立ち上がらせ、二人係で進の両腕を後ろに捻って持つと、その美少女の前に連れていった。

「いいね、いいね、かわいい顔が苦痛に歪む表情は」

 少女が、口元に笑みを浮かべながら進の顔をのぞき込んできた。

「それじゃ、まず最初に自己紹介をしとこうか。俺はこゆきって言うんだ。千里の幼なじみだ。今回は親友に代わり、お前にお仕置きをしてやる事になったから、まあ諦めて大人しくお仕置きを受けるんだな」

 「なんで、俺がお仕置きなんて受けなきゃいけないんだよ」

 スリーパーのせいで、まだまともに声を出せない進が苦しそうに言った。

 「お前、千里のこと農民農民って言ってからかってただろう。そんな風に言われて年頃の娘が傷つかないと思わないのか」

 少女の言葉が、進の心臓をぎゅっと掴んだ。告白されるのではと舞い上がっていた自分自身が急に恥ずかしくなった。

 「どうだ分かったか。分かったら、素直にお仕置きを受けるんだな」

 「謝るよ、謝ります。だから許してよ。千里、ごめんよ、もう言わないからこんな酷いことしないでくれよ」

 進は、すがる様な目でクラスメートを見た。

 「私、知らない」

 しかし、千里はぷいと横を向いてしまった。確かにこゆきに愚痴をこぼしていたのは千里だった。しかし、今回のことを言い出したのは千里ではなくこゆきだった。自分自身の欲望を満たす為に。だから、千里にしてもどうしようもなかった。ことはもう一人の少女の趣味の為に行われようとしていたのだから。

「あっ、おい何ビデオ撮ってるんだよ。止めろよ」

 進はサングラスを外した唯一の少女が自分にビデオカメラを向けているのに気が付いた。もちろん彼の言葉は無視され、カメラは回り続けていた。進は何故コギャル達が揃いも揃ってサングラスをしているのか、その理由を理解した。

 「うるさい。おまえにとやかく言える権利はない。最初に言っておくけどな、下手に反抗すると、単なる怪我じゃ済まないからな」

その言葉を裏付けるかの様に、進の腕を掴んでいる少女2人が、進の腕を更に捻り、悲鳴をあげさせた。体格的にも2人は進より背が高く、他の4人にしても小柄の進と大差なかった。進が振り切って逃げれる可能性は限りなく低かった。

「それじゃ、まーオーソドックスに、靴から舐めてもらおかな」

 こゆきは右足を少し浮かしてヒラヒラさせた。それと同時に進の腕を押さえていた少女達が腕を放した。そして、進が逃げないように、その周りをぐるりと取り囲んだ。

 「ほらほら、自分で四つん這いになって舐めてみな」

こゆきが、更に足を高くあげてヒラヒラさせながら進に命令した。

 「嫌だよ、なんでそんなことしな・・・」

 進の言葉が終わらないうちに、こゆきのヒラヒラさせていた右足が空気を切って弧を描きグキッと進の右側頭部に炸裂し、進を真横に吹っ飛ばした。

 「だから言ったろ、下手に抵抗すると怪我するって」

頭を抱えて蹲る進にこゆきは冷たく言い放った。

「ほら舐めろよ」

 こゆきは、進の顔を踏んづけながら命令した。それどころか、顔を踏むだけではなく、半開きになった進の口の中に強引にローファーをねじ込んできた。

「どうだ、自分から舐める気になったか。この前自分からどうしても舐めずに、結局前歯を折ってやった奴がいたけど、お前もそうなりたいのか、えっ」

呼吸を妨害され、蹴りでボーとしていた意識が逆に覚醒してきた。それとともに側頭部のズキズキとした痛みが響いてきた。その痛みを感じながら、必死に両手で口の中に突っ込まれた靴を退かそうとしたが、靴がどんどん口の中に進入してきて苦しくなり、進は遂に首を小さく縦に何度も振って、降参の意志を現した。

 「よ〜し、初めから大人しく命令に従ってれば、痛い目にも遭わないんだぞ。ほら、それじゃ、四つん這いになって舐めてみな」

 こゆきの靴の先には、進の唾液で濡れたせいで前よりもずっと泥が付いていた。

 「ほら、早くしろよ」

正座の様な状態で少し咽せていた進の動きがそこで止まっていた。いくら苦しくて舐めるといっても、同じ年代の女子が8人も見ている中で、しかもその中には憧れの女性がいるのに、その前で土の上で四つん這いになって、靴を舐めることは、進にとってたまらなく屈辱的なことで出来るわけなかった。でも、従わなければまた暴力を受ける。分かっていても体が動かなかった。

 「・・・・」

無言の進が視線を上げた。やっていることの残酷さには見合わずに、こゆきの口元にずっと浮かべていた笑みが消えていた。それは今までの脅し文句よりずっと恐ろしかった。

ごそごそと進は体を起こすと、こゆきの前で四つん這いになった。無言で上げられた足を見つめたまま、進は永遠とも思える数秒間戸惑った後、舌をほんの少しだけ出し、こゆきの靴をチロチロと舐めた。

「おら、せっかく舐めたんだから諦めてもっとしっかりと舐めろよ。後、いつまで私に足を上げさせておくつもりなんだ。お前の手で支えろよ」

 こゆきや周りの少女達にこずかれ進はこゆきの汚れた靴を両手で支え、靴の裏までもしっかりと舐めさせられた。泥が舌から口の中に広がり、不快感を増した。進の頬は屈辱で紅潮し、ぎゅっと閉じられた瞼からは幾筋かの涙が流れていた。それをしっかりとビデオカメラが記録していた。

 「ふん、ままここらで許してやる」

 両方のローファーを舐めさせ、進の屈辱にまみれた顔を十分に堪能したこゆきは、自分で進の手から足を降ろした。

「それじゃ、次はここで服を全て脱ぎな」

 「えっ終わりじゃ・・・」

 進の顔に新たな狼狽の色が浮かんだ。

「終わりじゃねえよ。誰がお仕置きが終わりなんて言ったよ。とりあえず靴を舐めるのは終わったって言っただけだろ。本番はこれからだよ」

 「嫌です。そんな恥ずかしいこと」

 「嫌じゃないだろ。別に自分から脱がなきゃ、俺達が力尽くで脱がすまでだ。女に強引に脱がされるより、自分で脱いだ方が恥ずかしくないだろ」

 こゆき以下少女達が、再び蝶を捕らえる蜘蛛の巣の様に、ぐるりと円形に進を取り囲むようにして立っていた。

「で、どうするんだい?」

こゆきは意地の悪い顔をして、腕を組んで進を見つめていた。その後ろでは、千里が落ち着かずに視線をきょろきょろさせていた。

「男の裸なんか見て面白いのかよ」

「ああ、すげえ面白いよ。特に恥ずかしそうにしている顔なんて最高だぜ。さあ脱げよ。それとも、やっぱり無理矢理脱がされたいのか。さあ」

こゆきが一歩前に踏み出すと、一瞬遅れて他の少女達も脚を踏み出し、輪を小さくしてプレッシャーを強めてきた。

 「嫌だー!」

 そう絶叫すると同時に、進は駆け出していた。しかし、タックルして包囲網を破ろうとした進を、少女達はいともあっさりと足をかけて倒してしまった。そして両手両足を持ち、こゆきの前まで運んでくると、どんと投げ捨てた。

 「そうか、俺達に無理矢理脱がされたいんだな」

 ニヤリと笑うと、こゆきは進の腹の上に馬なりに乗った。残りの少女達がそれぞれ進の手足を押さえ身動きを封じた。

 「なにすんだよ、お前ら、やめろよ」

 進は、目に映るシャツのボタンを上から外す意外にも優美なこゆきの指を見てもこれが現実だとは思えなかった。暴力で自分が女性に裸にされようとしているなんて。全てのボタンが外され、髪をこゆきに掴まれて立ち上がらされると、他の少女達に襟と両袖を引っ張られてぬがされてしまった。

 「次はジーパンか」

 嬉しそうに笑みを浮かべながら宣言すると同時に、こゆきは進の腰の前にかがみ込むと、ベルトに手をかけた。

 「やめてよ」

 抵抗しようにも、全身を少女達の腕で拘束されて、進はこゆきのなすがままだった。こゆきは馴れた手つきでベルトを外すと指がボタンに伸びた。

 「それじゃな、みんなに見てもらおうか」

 「やめろよ、やめてくれ」 

 わずかに動かせる腰を揺らして、進は、こゆきの手から逃れようとした。しかし、そんな抵抗が通じる訳もなく、すぐにジーパンは進の足元に落とされてしまった。

 この時になって進はやっと、このお仕置きの目的を悟った。進を肉体的に痛めつけるのではなく、性的に辱めるものだということを。それを裏付けるかのように、こゆきはトランクスに指をかけると、一気にずり下ろしたた。その瞬間、コギャル達の歓声があがり、それは防ぎようもなく、進の耳の中へと入り込んでいった。

 「かわいいじゃねえか。でもよ、お前包茎か」                  

 進のオチンチンは、恐怖のため最小サイズまでに縮こまっていた。こゆきは、それを隠毛の中から引っ張り出した。そして、指で弾いて遊んで、皮を剥いて亀頭を露にした。

 「おーよかったな、仮性包茎じゃん。包茎だと腐っちまうからな。それしてもきれいなピンク色してるな。みんな見てみろよ」

 その言葉に、少女達とカメラが、目とレンズを輝かせながら近づいてきた。進は対照的に目をぎゅっと閉じ、この現実の世界から逃避しようとした。女性に押さえつけられて靴下と靴だけを身につけた裸にさせられ、それを9人の女性に囲まれて見られているということを。    

 「お前ひょっとして、まだ童貞か」

 目を閉じたまま答えない進に対して、オチンチンに爪をたてて、こゆきは回答を引き出した。

 「はい」

 「それじゃ、こんな風にオチンチンを見られたり、触ってもらうのも初めてか」

 「はっ、はい」

 「ふーん」

 こゆきのしなやかな指が、やわやわと袋の部分をもみ、隠毛を撫で、そしてまたオチンチンをしごいた。しかし、進のオチンチンが充血することはなかった。

 「でもお前、俺がせっかくしごいてやってるのによ、みんながお前のオチンチンを見てやってるのに、勃起しないなんて失礼じゃないのか」

 こゆきは、自分の肩越しに進の下半身を盗み見ている千里に声を掛けた。意地でも進を勃起させるつもりだった。

 「千里、お前がしごいてやれ」

 「えー私が」

 「そうだ、お前の手でお仕置きをしてやんな。それに、こいつも憧れの千里様の手でしごいて欲しいんだと。俺なんかじゃなくて。千里はオチンチン見るの初めてだろ。俺が実物を使って仕組みを教えてやるよ」

 こゆきによって、中学三年間レズビアンラブを教え込まれた千里は、男性経験が無かった。それ故、始めは嫌がったものの、結局好奇心に負けた千里は、こゆきの隣に来て中腰になった。そして、初めて男の性器を、その白くて細いきれいな指で触れてみた。

 「いいか、ここが本体のさおの部分。ここがカリとか亀頭って呼ばれる部分。ここが金玉の入っているふくろの部分だ」

 「あっ、本当に玉があるわ」

 こゆきの導くままに進のオチンチンを触っていた千里は、自分自身の下品な言葉に顔を赤らめた。しかし、指はより積極的に同級生のオチンチンを触り始めた。

 「そこを持ってな、上下に手を動かすんだよ。そうすりゃそのうち勃起して、白い物をぴゅっぴゅって出すから」

 「これでいいの」

 不慣れな手つきながら、千里はけっこう楽しげに進のものをしごき始めた。     

 「あっ」

 しごかれ始めた時、進はおもわず声を漏らしてしまった。千里が、自分のものをしごいている。不覚にも進は感激してしまった。自分の置かれている現状を忘れて。     

 「感じてるの。気持ちいいの」

 二人の視線が合った。その時、進の背中に、電流に似たものが走った。それが口よりも早く、体で答えを出させた。

 「すごーい」

 軽く握っている千里の指の中で、オチンチンがどんどん大きく、熱く、硬くなっていった。

 「信じらんないわ、すごーい」

 今では、自分の指では握るのが難しいぐらい大きくなったものを、千里は手を止めてその感触を味わうかのように力を入れて握り、見つめてた。

 「ちぇっ、現金な奴だな。千里にしごかれたからって、すぐにおったてやがって」

 自分で命令しておきながらプライドが傷ついたのか、こゆきは千里を進から引き離した。そして、カッターナイフを手にして、進のオチンチンをぺたぺたとたたくと、新しい命令を下してきた。

 「ばかにしやがって、気にいんねえな。いいか、今から十数えるまでにこのチンポコをちっこくしないと、このナイフでぶったぎってやるからな」

 熱く充血したオチンチンに当てられたナイフの冷たさが、進の背筋をぞっとさせた。

 「一、二、三、四・・・・」

 こゆきがカウントを始めた。進もなんとか勃起を鎮めようと努力した。しかし。

 「九、十。そうか、切って欲しいわけなんだな。ニューハーフになって第二の人生を歩みたいわけだ」

 千里にしごいてもらったオチンチンは、まだその柔らかく温たかな感触を忘れることが出来なかった。

 「そんな、嫌です。切らないで」

 進は本当に切られと恐怖した。こんなお仕置きをするこゆきなら、それぐらいやりかねないと思ったのだ。

 「おい、ハサミよこせ」

 進の声などまるで無視して、こゆきは冷淡な声で子分に命令した。進をお仕置きにかけるために用意した道具を入れてある袋の中から、こゆきははさみを受け取ると、薄笑いを浮かべてオチンチンをはさみこんだ。

 「今日からお前は、すす子だ。お前も俺の子分にしてやるからな」

 「やだー、やだー、やめてください」

 進は身をよじり、大声で喚いて抵抗しようとした。皮肉にも、今頃になって勃起がおさまってきた。それでも、こゆきは、オチンチンをひっぱり、ハサミで切ろうとしていた。

 千里は手で顔を覆いながら、指のあい間から覗き見していた。

 「いくぞ」

 こゆきは、宣言すると手に力を込めた。「じゃき」っという音が、進の耳に飛び込んできた。痛い。そう思った進だったが、実際に痛みはなかった。薄目を開けた進の視界の中に、彼の隠毛を切っているはさみとこゆきの手が入ってきた。

 「今回だけは許してやる。その代わり、ママがきれいきれいにしてあげますからね。もう動くんじゃねえぞ、本当にオチンチン切っちまうからな」

 からからうようにそう言いながらも、こゆきは大雑把に隠毛を切りまくった。所々肉まで一緒に切ってしまい、血がうっすらと、にじんでいた。      

 進はほっとしながらも、自分の隠毛がどんどん切り取られていくのを、情けない気持ちで見つめていた。忠告通り、体を動かすのを止めて。

 こゆきは、はさみをしまい、シェービングクリームとカミソリを手にすると、最後の仕上げにかかった。傷口にクリームがしみ、カミソリが新たな傷口を作っていった。

 「ほーらきれいになった。見てみろよ」

 こゆきは、進の髪を掴んで下を向かせ、情けなく剃られてしまった局部を見せつけた。萎えてしまったオチンチンが、どこにも隠れることができなく、その姿を曝していた。 

 こゆきはこれで満足せず、再び進のオチンチンを勃起させようとした。今度は千里の指ではなく、他のコギャルの口が選ばれた。

 そのコギャルは進の前に屈み込むと、何のためらいもなくオチンチンを口にくわえた。そして、口全体を巧みに使って、進に刺激を与え始めた。舌先がチロチロと、亀頭をくすぐっていた。

 「どうだ、スゲー気持ちいいだろ。こいつは校内で飛び抜けてフェラチオが得意なんだからよ。本当ならこいつにフェラチオしてもらうには、一万円必要なのをただでしてやってんだから、ありがたく思えよ」

 進は、圧倒的な快感と恥ずかしさで、何も言うことができなかった。口を開けたら、喘ぎ声が漏れてしまいそうだからだ。それほど少女のテクニックは凄かった。ましては、フェラチオ初体験の進にとっては。

 しかし、進は目を開けて前を見ていた。目を閉じると、こゆきのビンタが飛んでくるのだ。だから、進はフェラチオをされながら、目の前に立つ千里と視線を合わせなくてはならなかった。無表情を装っていても、少女の舌の動きに、つい顔が歪んでしまう。少し照れながらも、そんな進を興味深げに見つめる千里の視線が、進をより困らせていた。

 これ以上やらせたら射精する、そう思ったこゆきは少女を下がらせた。露にされたオチンチンは、痛々しいほど勃起していた。こゆきは、少女の唾と先走り液で濡れたオチンチンを、進のワイシャツを拾い上げて拭いた。少しの間、他の少女達にもよく見せて、ビデオでアップを撮らせてから、こゆきは再び、進の前に立った。

 「いいか、お前はずっと千里の目を見てるんだぞ。それで、いきそうになったら、千里、いきますって言うんだぞ。そしたら千里は、こいつのチンポコを見るんだ。射精するところを見せてやるからよ。二人ともいいな」

 一人が頷き、一人を頷かせてから、こゆきはオチンチンをしごき始めた。もはや誰の手でも反応するほど、進のオチンチンは昂っていた。

 進の方は、命令通り千里の目を見つめていた。しかし、千里の方は、進を見つめながらも、時々視線を外していた。下に。こゆきの手に弄ばれているオチンチンを盗み見ては、視線を上げ、はにかんだような笑いを見せるのを繰り返していた。進はそれに、恥ずかしさと共に、何か別の感情を味わっていた。

 やがて、進は限界を迎えた。

 「ちっ千里、もうだめ、いっちゃうよ」

 「えっ、えー」

 「おら、いけよ。おもいっきり出しちまえよ」

 進は目を閉じ、最後のあがきを試みた。千里は慌てて進の顔とオチンチンを交互に見つめた。こゆきは慣れたもので、オチンチンをしごくそのスピードを早めていった。

 「あっ、あー千里」

 進のくぐもった喘ぎ声と共に、オチンチンから大量の白い液体が、勢いよく飛び出していった。

 「どうだ千里、面白かったろ、射精を見るのって。ぴゅっぴゅっと飛び出してさ」

 「うん、凄ーい。射精ってこうゆんだ」

 「ああ、後でまた見せてやるよ」

 最後の一滴まで残さず絞り取るかのようにしごき続けたこゆきは手を離すと、千里に感想を聞いた。千里は、無邪気に喜んでいた。

 オチンチンを露出させ、勃起させて射精させて辱める。その欲望をとりあえず満たしたこゆきは、ポラロイドカメラを取り出すと、写真を撮り始めた。無毛にされたオチンチンのアップ。縛りつけられた全身の姿。屈辱で歪む進の顔の写真を。また新しい犠牲者が、こゆきのコレクションに加わったのだ。

 「いいか、もし今日のことを誰かにチクッたりしたら、この写真やビデオをばらまくからな。覚えてろよ」

 「わかりました」

 恥ずかしさと、射精による疲労で、ぼーとしたままで、進が答えた。写真やビデオを撮られるまでもなく、進が誰にこんな恥ずかしいことを話せるだろうか。むろん、こゆきも承知しているのだが。

 「でもな、お前は物覚えが悪そうだからな、体で覚えさせてやるよ」

 そう言うと、こゆきは進を木に縛りつけると、進のジーパンからベルトを抜き取った。それを持った腕を高く上げると進の股間めがけて打ち下ろした。

 「ぎゃー」

 空気を切る音と、ピシッという音と、進の悲鳴が重なった。

 「ははっ、もっと泣け、もっといい声で、もっと大きな声で」

 こゆきは更に打ちつけた。股間といわず、胸や腹や足や顔を。打ちつける音と、進の叫び声に酔ったように。

 辱められるだけじゃなかったのか。こんな痛い目に合わされるなんて約束が違うじゃないかと、進は変な憤慨を胸に抱きながら、苦痛に呻きながら、必死で痛みに耐えていた。

 自分で打ちつけるに飽きたのか、こゆきはベルトを千里に渡した。千里が嫌がりながらも、しっかりと進のオチンチンばかりを狙って打ちつけるのを、こゆきは写真を撮ったり、ニヤニヤしながら見つめていた。

 「起きろ」

 千里と場所を入れ代わったこゆきは、気絶したかのようにぐったりした進に、往復ビンタ五発と唾を顔にひっかけて、意識を自分に向けさせた。

 「おい、いいかちゃんと聞けよ。これから俺の聞くことにちゃんと答えないと、また今みたいに打ちつけるからな」

 「はい」

 進に、抵抗力が既に残っているはずがなかった。                 

 「オナニーは、いつ頃から、やり始めたんだ」                  

 「小学六年ぐらいからです」

 「それで、今はどれぐらいかいてるんだ。週何回ぐらい」

 「三、四回ぐらいです」

 「ふーん、それじゃどんな事を想像しながらかいてるんだ」

 「えっ」

 「だからオナペットは誰だってんだ。千里の口にくわえてもらったり、千里のオマンコに入れたいなんて思いながらマスかいてんだろ」

 「そっ、そんなー」

 言いよどむ進に、再び往復ビンタが飛んできた。

 「はっきりしやがれ。じゃないともう一度ベルトで打ちつけんぞ」

 「してました。千里のことオナペットにしながらオナニーしてました」

 今さら、千里のことを気にしながらも、進は本当の事を話した。例え本当にしていなくても、それで通るとは思えなかったし。

 「ほー、お前は、人の恋人をオナペットにしてたわけだ。これはもう一発お仕置きが必要だな」

 もちろんこれも、こゆきの因縁だった。

 「ちょっと、待ってくださいよ」

 進の弁解などは、まったく相手にされなかった。                 

 話題の主の千里は、自分がオナペットにされていると聞かされても、不思議と嫌悪感を感じなかった。今の千里には、何か体の中を熱させるような気さえした。

 嬉しそうなこゆきの指示のもと、進は縄をほどかれると、膝建ちの状態から両腕を脇固めの様に捻ねられながら上半身を前に倒され、顔面を地面に押しつけられ、こゆき達にお尻を突き出す様な屈辱的な格好にさせられてしまった。

 「なあ、千里。千里も初めてだろ、アナルをこんなにじっくりと見るの初めてだろ?」

 「うん」 

 こゆきの指が尻タブを左右に広げてきた。

 「意外ときれいだよな」

 「うん、そうね本当に」

 「おい千里、そんなに顔を近づけたら、匂ってくさいだろ」

 「えっへっへっへ。だって、今くらいしかこんな機会無いと思ったから」

 「千里って、やっぱエッチだよな」

 「そんなことないよ、単に好奇心が強いだけよ」

 お尻の穴を見られている。進は溜まらなく情けなくなった。今までさんざんオチンチンを見られ、その上射精まで見られてしまっただけにとどまらず、自分でも見たことのない、お尻の穴までを憧れの少女の前に晒けだされて。

 「あっ」 

 進が小さな悲鳴をあげた。何か冷たい、ねっとりとした液体が、お尻の穴にかけられてきた。

 「それなあに?」

 「これか、これはローションでな、アナルでおいたする時は必需品なんだ」

 「ふ〜ん」

 千里は深く追求しなかった。

「えっあっ、なっ何するんですか、やめてー」

地面に顔を押しつけられ、喋りにくいのにめげずに懸命に抗議の声を挙げた。しかし、お尻の穴に、何かが触って来ると、そのまま穴の中に入ってきた。

 「あっううう」

 「ほ〜ら、こいつ感じてるだろ、アナルに指を入れられて」

 「ねえ、男の人でも感じちゃうわけ、お尻に入れられて」

 「関係ないよ、ほらな」

尻の中の指がクネクネと中をかき回し、早いリズムで出し入れしてきた。たっぷりかけられたローションがちゃぷちゃぷと嫌らしい音をたてていた。

 「うっうう、ああぁ〜」

「ほらな、いい声で鳴くだろ。よがっちゃって」

「へ〜」

 「なあ、千里おまえも入れてみるか?」

 「えっ。う〜ん」

 「面白いぜ、変に暖かくて柔らかくて、なんかぎゅーと締めつけてきて」

 「う〜ん・・・うん」

 「よし、まずな自分の指にコンドームを被せて、それにローションを塗るんだ。千里の指なら細いから、二本でも余裕じゃないか」

 「一本だとまずいの」

 「別にまずかないけど、一本より二本の方が刺激が強いから、きっといい声で鳴くぜ」

 「じゃあ二本にする」

指がすぽんと勢いよく抜かれると、新しい指がおずおずとお尻の穴に触れてきた。

 「もう十分に弛緩されているから、そのまま入れてみ、楽勝で入るから」

 指が、少しずつ少しずつ穴の入り口を押してきた。

 「ああっ嫌。やめて」

 「あっ、入った」 

 「そうだろ、楽勝だったろ。そのまま一気に指の根本まで入れてみな」

 「うん」 

 最初の様子とは別人の様に、勢いよく根本までずんと指が挿入されてきた。

 「うっ」

 お尻の中の敏感な部分に指が当たり、進は思わず声を出した。

 「感じてるのかな?」

 「感じてるんじゃないの。そりゃ憧れの千里にアナルに指を2本も入れられてるんだもん、感じない方が変だろ」

 「それは、こゆきの価値観ででしょ。本当にサディストなんだから。でも凄〜い、本当に暖かくて、なんか締めつけてくる。なんか変な感じ」

 指が無秩序に、中で暴れ、出し入れされた。

 情けなかった。憧れていたクラスメートにお尻に指を突っ込まれ、かき回され、それに体が反応してしまっている自分自身に。

 「でな、こいつを使うともっといい声でなくんだよ。凄いぜ、男のくせに女の様によがっちゃって」

 「え〜、そんな長いの入るの」

 「ああ、余裕で飲み込んじゃうぜ。その前にな、このままじゃせっかく感じてるいい顔が見えないかなら」

 千里に指を抜かせてから、こゆきは、子分の少女達に指示すると、進を仰向けに寝かせると、両腕には腕ひしぎ逆十字を掛けさせ、下半身を上半身の方にくの字に折り曲げた両足にはヒールホールドをかけ、4人係で進の両手両足の間接を取り、拘束してしまった。

「ほら、こうすると脚の間からこいつの顔が見えるんだ」

 言いながら、千里は太めのアナルバイブにコンドームを被せ、それにローションを塗り、進のアナルを犯す準備をしていた。

 「それじゃあ、こいつのアナルを犯してやるかな」 

 こゆきは、進のアナルにバイブの先端をあてた。バイブは大小の球状のものが繋がってできている、アナルバイブとしてはオーソドックスなものだ。

「あっ」

 進の形のいい眉毛が歪み、眉間に縦皺がよった。バイブがアナルの中に入り、どんどん根本まで埋められていった。

 「へーこんな奥まで入るんだ」

 千里が驚きの表情で、根本まで深々とバイブをくわえこんだアナルを見つめていた。

 「そりゃそうだろ、ホモ同士だと、チンチンをここに入れて楽しむんだから。それよか、こいつの顔を見てやれよ。いい顔してるぜ」

 進がつられて閉じていた目をふと開けると、のぞき込み千里の視線とかち合った。千里の上気した嬉しそうな顔が、一瞬恥ずかしそう笑った。

 「いい顔しているだろ、それでな、こうするともっといい顔するからよ」 

 こゆきは、千里同様に進の足の間から進の顔をのぞき込みながら、バイブを掴む手を上下に動かし始めた。

 「いっ、ううっ、おっおお願い辞めて」

 言葉を発することだけでも精一杯だった。

 「本当に辞めていいのかい?本当は気持ちよくてしょうがないんじゃないのか」

 「そんな、そんなことありません。ああ、やめて〜」

 こゆきの手動きが、一段と活発になった。出し入れの早さだけではなく、その入れる時の角度までも微妙に変えていた。クチャクチャと、挿入される時の音までも変わって、淫らな音をたてていた。

 「あっあああ、ああーあー」

 進のあげる声も、先ほどよりずっと悩ましさが増してきた様だった。そして、縮こまっていたオチンチンが、ムクムクと大きくなってきた。

 「凄〜い。本当に感じてるんだ」

 千里は、忙しそうに、アナルとオチンチンと進の顔に視線を配っていた。

 「このまま犯してやれば射精しちまうぜ」 

 「えっお尻に入れただけで」 

 「ああ、そうさ。千里もやってみるか」

 「うん」

 今回は何の躊躇いもなく千里は頷くと、こゆきの代わりにバイブを手に取ると、一生懸命にバイブを動かした。

 「できるだけな、奥まで犯してやるんだ。そうすると射精しやすいみたいだよ」

 「こうかな」

 千里は、こゆきの指示通り、根本まで深々とバイブを押し込んだ。

「ねえ、いつの間にかお尻の穴が、ピンク色になってるわ。きれい」

「なかなか鋭いじゃん。どうだい、男のお尻を犯すのも楽しいもんだろ」

 「うん、楽しい」

 元気よく千里は頷いた。

 「ああ、お願い、辞めて、ああああ」

 進自身、自分が気持ち良いのか、痛いのか分からなかった。ただ今まで感じたことない衝動に突き動かされている自分が怖かった。反抗しようにも両手両足の間接を取られ、どうにも抵抗する術はなく、ただ姦られるままでいるしかなかった。

 「ああっ、何で、嫌、いっちゃう、嫌」

「え〜何々、どうしたの、どうすればいいの?」

「アナルを犯されて、いきそうなのさ、もっと早く犯してやんな。いいか、射精するからチンポをしっかり見てるんだぜ」

「うん」

 千里は健気にも、こゆきの言う通りバイブを動かす手を早くすると、じっと進のおちんちんを見つめた。

 「嫌、ああ、嫌〜〜あーーー」

 千里に犯され続けて、進は遂にアナルだけで射精してしまった。2回目の射精にも関わらず大量の精液を、両腕に逆十字をかけている少女達の脚と、自分の顔に吹きかけて。

 「はあ〜」

 大きく一息吐き出すと、千里はバイブから手を離し、進の少女の様な白くて綺麗なお尻を右手で愛撫してやった。

 「いったな、なかなか才能のあるやつだな。どうだった千里」

 「う〜ん、楽しかった。なんかいい意味で変な気持ち。射精も初めて見れたし。楽しかった。男の子の体って面白いね」

 「な〜にもっともっと面白いことを見せてやるさ」

 こゆきは、1時間以上にも及ぶお仕置きを終え、進の体から離れていった。

 しかし、今度は他の少女達の無数の手が、進の体をいじりまわしていった。

 こゆきは、千里を、進達から少し離れた所に連れていくと、不意に千里のスカートをまくり、パンティーの中に手を滑り込ませた。

 「嫌、こゆき、何するのよ」      

 こゆきは、千里の抵抗などまるで気にせずに、指を千里のワレメに埋めていった。  

 「嫌って言ったって、千里、もの凄く濡れてるぜ。大洪水じゃんかよ」       

 こゆきの指摘通り、千里のアソコは、彼女のラブジュースで、ビショビショになっていた。                  

 「ふーん、千里って、SMの気があったんだ。今度サドなのか、マゾなのか、二人で確かめようぜ。場合によっては、また、あいつをおもちゃにしてやってもいいしな」   

 それだけ言うと、千里に執着を見せずに、こゆきは離れていった。そして再度進の前に立ちはだかった。

 進は、少女達によって木に縛りつけられ、アヌスにパールローターを四つも入れられていた。そして、四人が一個づつスイッチを持ち、誰か一人だけがスイッチをオンにする。それが誰なのかを、進に当てさせていた。当たった場合は、オチンチンをしごいてもらえて、外れた場合は、ベルトが打ちつけられた。

 「ほら、見てみろ。お前の欲しかった千里のオマンコ汁だ。本物だぜ。お仕置きによく耐えた御褒美だ、舐めていいぜ」

 濡れて糸を引いている、こゆきの指が、進の口の中に入っていった。突然のプレゼントに一瞬、疑心暗鬼に捉われた進だったが、こゆきの指を一生懸命舐め回した。疲労して、性欲など全て絞り取られたであろうに。舌を指に巻付け、口全体を使って、愛液を吸い込もうと。

 「もう、いいだろ」

 こゆきは、なおも舐めたがる進の口から、指を引き抜いた。そして、落ちている進のワイシャツで指を拭と、次にジーパンを手に取った。        

 「さて、楽しませてやった、代金を頂くとするか」

 こゆきは、ジーパンのポケットを探った。その時、財布ともう一つ、別の物が出てきた。コンドームだった。

 「なんだい、これは」

 鬼の首を取ったような顔をしたこゆきが、進の顔の前で、コンドームをぶらんぶらんさせた。この時、こゆきの頭の中に、悪魔的な考えが浮かんだ。千里と、何やら話しこんだこゆきは、驚きの表情のまま固まっている千里を残して、進の前に戻ってくると、こう告げた。

 「おい、いい事を教えてやるよ。お前童貞だよな。今日処女の方を失ったわけだし、千里が、ちょっとやり過ぎたかもしれないから、お前が大人の男になる手伝いをしたいそうなんだが、どうだお願いするか」

 一瞬躊躇した後、進は答えた。

 「おっお願いします」

 「そうかそうか、よーし」

 進が、こゆきの言葉を、全面的に信じられるわけがなかった。しかし、精神的にボロボロにされた進は、もはや逆らうことなど考えられなかった。ただ従うだけだった。

 オチンチンの根元に輪ゴムを巻き付け、アヌスにはパールローターを入れたまま、こゆきは、進の縄を解いて、進に服を着させた。そして、後手で手錠をかけ、手錠に結ばれた縄を、こゆきが持ち、二人の周りを少女達が囲みながら、裏道を一路、千里の家へと歩いていった。千里の家の敷地に入った一行は、家からも畑からも離れた牛小屋の中に入っていった。

 再び靴下と靴以外を全て脱がされ、輪ゴムを取ってもらい、後手に手錠をかけられた進が、立たされたのは、牛の後に置かれた台の上だった。

 「憧れの千里様が、お前の童貞を捨てるのを手伝ってくれるそうだ。千里ん家の雌牛を使ってな」               

 こゆきの言葉に、少女達はどっと笑い、進は顔を青くした。次の瞬間、進は逃げようとした。が、その体を少女達の手が、いともあっけなく取り押さえてしまった。 

 「やっ、止めてくれよ。約束が違うじゃないかよ」

 進の言葉は、泣き声になっていた。

 「なにが約束だよ。俺は、千里が、お前の童貞を捨てる手伝いをするって言っただけだぞ。なにも千里がセックスさせやるなんて一言も言ってないぞ。約束通りだろ」

 こゆきは、進の泣きごとなど、まるで相手にしなかった。さらに、こゆきは、足にも手錠をかけて、進の自由を奪い、口には、騒がないようにと、進のトランクスを、丸めて入れ、その上からガムテープを貼った。   

 進は、せめてオチンチンが縮んでくれないかと願った。しかし、アヌスの中で暴れる四つのパールローターが、それを許してはくれなかった。

 「それじゃ、始めるかね」

 こゆきは、進のオチンチンを手に取った。それを、雌牛のワレメへと導いていった。進の体に、少女達が取り付いて、嫌がる進を押さえ付けていた。彼女達は、童貞喪失を、今か今かと待っていた。

 「よし、いいぞ押せ」

 こゆきの合図に、コギャル達が進の腰を、前に押した。こゆきによって狙いの定められていたオチンチンは、すぽっと雌牛の中に飲み込まれていった。その瞬間、みんなの歓声があがった。

 「やったー、童貞喪失おめでとう」

 「ヒューヒュー」

 少女達の様々な言葉が、進の心を打ち砕いていった。               

 進は泣きながら、もはや腰を押したり引いたりするコギャル達のなすがままでいた。やがて、進は、少女達の冷やかす声を耳に、ポラロイドカメラのフラッシュを目に感じながら、雌牛の中で射精してしまった。

 「いいか、もう一度言うぞ。この事を誰かにチクッたり、千里のことを農民って呼んだら、またひどい目に合わせるからな。よーく覚えとけよ」

 最後の脅しを受けた後、ようやく進は、こゆき達のお仕置きから解放された。

 

 あの日からずっと、進は高校を休んでいた。理由は、風邪となっていた。しかし、本当の理由を知るクラスメートは千里一人だけだった。

 家にたどり着いた進は、それ以来自分の部屋にこもりきっていた。

 脱力感、屈辱感、怒り、情けなさ、自殺の誘惑。様々な感情が、進の心の主導権を握ろうと、死闘を演じていた。が、そこに、新たなる感情が現れると、次々にライバル達を蹴散らしていった。

 体を、オチンチンを見るいやらしい目、撫で回す無数の手。打ちつけられたベルトの痛み。舐めさせられたスニーカーの泥の不快感。アヌスに入れられたバイブレーターの異物感、苦痛、そして快感。雌牛の中に入れられた瞬間、射精した瞬間。

 「このビデオは高く売れる」

 こゆきが最後に漏らした言葉。

 それらの記憶は、今でも目を閉じれば、まぶたの裏に浮かび上がり、進を打ちのめした。しかし、何かが変わってきていた。特に、千里の視線や指の感触を思い出した時は。脅しのつもりなのか、こゆきが渡した進のヌード写真を、進は捨てられずにいた。

 

 進が、高校に姿を見せたのは、あれから一週間たった後だった。千里と進の再会は、登校時の下駄箱の所だった。セーラー服に身をつつんだ千里を、あいかわらず素敵だと、進は思った。そして、まだ自分が、憧れていることに気付いた。

 気まずさを感じた千里の方が、逃げるように歩いて行くその背中に、進が声をかけた。晴々とした顔をして。

 「おーい、農民」

終わり


あとがき

まず最初にミストレスに載った時のタイトルは「少女達のあぶない遊戯」でした。間違えました。

読み直し、書き直ししている時に、これは「射精合宿」に似ているなと思いました。こうゆう状況で苛められるのが個人的に好きという潜在願望が見えるようです。一度でいいから現役女子高生達に制服姿のままで苛めてもらいたいものです。

一時期、テレクラに電話してくる女子高生達の間で、単にカラオケ連れてってといっても、誰も相手してくれないからカラオケでオナニーしているところを見てあげるというのが流行ったらしく、それを新聞かなんかで読んだ時はテレクラに行こうと思いました。その当時は既に行かなくなってましたが。

でも、出会い掲示板なんかで、援助希望の女子高生で、なんでも貢いでくれるM募集って何回か目にしたことありますが、所詮女子高生のM観ってそんなもんなのかもしれませんね。子供ですから上辺しか分からないんでしょうけれど。

最初苛める少女達はコギャルではなく、ヤンキーでした。当時まだコギャルという言葉は無かったと思うし。今じゃ逆にヤンキーの方がレアな存在になってしまいましたからね。こゆきの言葉使いは、ほぼ前のままで残してます。下手にコギャル語を入れてもな〜と迷い、で、止めました。