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矢吹瞬が、高校に入学してからその古本屋によく行くようになったのは、別に文学に目覚めたからではなかった。髪をスポーツ刈りにしているにもかかわらず、整った目鼻立ちのせいでかわいらしい印象なので、たしかに文学少年に見えないことはなかったが。
高校に通うことになって初めて通った道にその古本屋はあった。古ぼけた建物に、色あせた本がいつくも積まれていた。昔ながらの古本屋だった。
瞬がその古本屋に惹かれた理由は、エロ本コーナーの棚一面を埋めているホモ雑誌とホモビデオのためだった。ホモ雑誌こそ普通の本屋でも見たことがあったが、ホモビデオが売られているのを見るのは初めてだった。パッケージを手に取り、裏面のビデオの紹介を読む度に、SM、3P、レイプ等様々な単語が瞬の股間を熱くした。どんな淫らなことをしても許される、そんな昂揚した気分になっていた。昂揚とした気持ちのまま、ホモ雑誌を買おうとするのだが、その度に客が来たり、くじけてしまい、なかなか買うことが出来なかった。
一度はエロ本コーナーにいる時に、担任の男性体育教師が入ってきて、心臓が止まってしまうくらいビックリしたことがあった。
担任の教師は二十代後半のいかにも体育教師といった厚い胸板、太い腕、そして短髪の似合う爽やかな笑顔の持ち主で、生徒の人気者だった。瞬も先生の大ファンで、いつの日かその胸に抱かれるのが夢だった。
その日は第二土曜日で高校は休みだった。瞬がこの古本屋に来始めてから約一ヶ月、あの遊びを始めてから半月が過ぎていた。今日こそはと気合いを込めて午後一に古本屋に行くと、瞬は既に古本として棚にならんでいる今月号のホモ雑誌を手に取り、直ぐにレジに向かった。何回も来ているのに、できるだけ大人っぽく見えるように、瞬は薄手のセーターと、ジーパンではなくチノパンを履いてきていた。
無言のまま、裏にしてホモ雑誌をカウンターに置いた。ズボンのポケットの中にぴったり用意してある代金も、直ぐにカウンターに置いた。レジに座る四十位の痩せた感じの店主がビニールを開け、それを紙袋に入れる。そして代金を受け取り、紙袋を渡してくれる。それで全ておわりのはずだった。しかし、店主はビニールから雑誌を取り出すと紙袋に入れずに、そのホモ雑誌をぱらぱらとめくりながら、瞬に話しかけてきた。
「ふ〜ん、こんな本を読むなんて、坊やホモなんだ」
「えっ!」
恥ずかしさのあまり下を向いていた瞬が、突然の声に驚いて、思わず店主の方を見てしまった。
「ホモ雑誌やホモビデオを見ながら、ズボンからオチンチン出して触るような変態は、そうだよね」
知られていたのか!瞬は恥ずかしくて顔を今まで以上に赤くして、再び下を向いてしまった。瞬は、ホモビデオの内容説明やパッケージの写真を見て興奮するあまり、上着で隠しながら自分のオチンチンをチャックから出して露出する遊びを、この古本屋でするようになっていた。そうすることにより自分がビデオのモデルになったような気がして、より興奮することができたのだ。誰かに見られたい。そう思ってはいたが、いざそれを見られていたと知られされると、ただただ恥ずかしかった。
「あっ」
俯いたまま動かない瞬の股間を、店主がレジの脇から手をまわしてつかんできた。
「やめて下さい」
恐怖と驚きと恥ずかしさで、やっと聞き取れるくらいの声で、瞬は抵抗した。
「なんだ今日は出してないんだな。いつも声をかけようと思っていたんだが、その時に限って客がくるからな」
店主は、瞬の言葉などまるで聞こえないかの様に、遠慮なく瞬の股間をまさぐり続けた。更に瞬の無抵抗をいいことに、ジッパーを下ろすと、ズボンの中に指を突っ込み、トランクスをかきわけ、瞬のオチンチンを外に引っ張り出してきた。
「ほらほら、凄いぞ、触られて、見られてこんなに大きくなってきた。さすが若いペニスは固さが違うな」
初めて他人に触られ、初めて他人にじっくりと見られ、瞬は恥ずかしいと思いながらも、もの凄く興奮していた。縮こまっていたオチンチンが、店主の手の中でぐんぐんと充血していった。
好き勝手に瞬のオチンチンをまさぐっていた店主の指が、リズムカルに瞬のオチンチンをしごき始めた。
「あっあっあっあー」
慣れ親しんだ自分の指とは違う、固くがさついた指の感触に、瞬は堪えきらずに喘ぎ声を漏らしてしまった。ここは店の中だ、いつ人が来て、こんな姿を見られてしまうかもしれない。憧れの先生が来てしまうかもしれない。ただそう思えば思うほど、激しく興奮してしまった。
「いや、ダメ、やめてよ、出ちゃうよ」
初めて瞬が抵抗を示し、両手を使ってしごきたてる手を止めようとした。
「いいよ、そのまま出しちまえよ。ほら、たくさん出してみろよ」
瞬の抵抗など空いている片手で払いのけると、店主はしごく手の動きを早めた。
「いっいやー。あーーー」
今までにない快感が瞬の体中を駆けめぐった。二度三度痙攣して、体の中のものを全て放出すると、瞬はレジに肘を付いてぐったりとした。
「おお、流石に若いと濃いのをたくさん出すのお」
指に付いた瞬の精液を美味しそうに舐めてから、店主は瞬の体をティッシュできれいにしてやった。
「俺の恋人になってくれないか」
そう言って、店主はホモ雑誌を無料で瞬に渡した。しかし、礼だけ言って、瞬はその古本屋を足早に出ていった。
家に帰ってから瞬は、最初は仰がれの先生だと決めていたのに好きでもない男性に触られと自己嫌悪に陥っていた。しかし、夜、ベットの中でホモ雑誌を初めて読んで激しく興奮した瞬は、昼間の初めてのホモ行為を思い出しながら2回もオナニーしてしまった。
ちょうど2週間後の同時刻、瞬は古本屋のドアをくぐった。悩みに悩んだが、他人の手によっていかされる快感を忘れることができなかった。オナニーする度に、今までの担任の体育教師のことではなく、あの時の、店の中でいかされたことを思い出し、それにたまらないほど興奮してしまうのだ。
「おお、よく来てくれたね。俺の恋人になってくれるんだね?」
コクンと瞬は無言のまま頷いた。
「君の様に、恥ずかしい姿を人に見られたい子は、一人遊びだけで満足できるわけがないんだよ」
言い終わると、店主はドアに向かい、営業中の札を閉店中に換え、ドアの鍵を締めてしまった。
「いんですか、お店」
「構わんさ、そんなに流行っている店じゃないんだし。君の方が大切だ。さあ、奥に行こう」
店主が、瞬の肩に手を回しながら誘った。
2人は、レジの裏のドアを抜け、バックヤードを通り、住居に入った。一人暮らしだから気軽にしてくれと言うとおり、殺風景な部屋だった。
「ビールでいいかい?」
「あっ、僕、お酒は」
「いいさ、少しくらい、付き合え」
台所からグラスとビール瓶、ポテトチップスの袋を運んでくると、卓袱台の前に店主は瞬と並んで座った。
「それでは、これからの2人に乾杯だ」
瞬も仕方なくグラスを手に持って、グラスを鳴らした。
「熱心にビデオを見てたな。ホモビデオ見たことないのかい」
「はい」
「そうか、それじゃあとっておきのを見せてあげよう」
店主は、テレビ台の近くに無造作に積まれたビデオテープの山からテープを一本引き抜くと、ビデオにセットした。
画質はあまり良くなかった。おざなりなタイトルが映し出されると、画面の中に、体育会系らしきがっちとした体つきの短髪の青年と、少しお腹の出た中年男性2人が出てきた。中年男性が2人して青年の着ている服をはぎ取っていくと、モザイクなしで青年の勃起した立派なオチンチンが画面に映し出された。瞬は、これが裏ビデオだということを直ぐに悟った。
画面の中では、中年男性達が、ソファーに座る若者の体を思う存分に味わっていた。オチンチンを指でさんざんとしごきたて後は、口に頬張り、チュパチュパと乳首を音をたてながら吸い、唾が糸を引くぐらいねっとりと舌を絡めて濃厚なキスをし、自分たちの赤黒いペニスを、青年に同時にしゃぶらせたり、一人は口で、一人は手でしごかせて自分達の快楽に奉仕させていた。
瞬が初めて見る、他人の勃起したペニスに、男達の絡みに圧倒されているうちに、今まで瞬の背中や髪や腕を撫でていた店主の手が、瞬の股間に伸びてきていた。
「ふふ、凄い勃起してるね。気持ち良くさせてくれたら、このビデオあげるよ」
口説きながら、店主の左手が、瞬のジーパンを脱がしてきた。右手で瞬の頭を抱えて自分の方に向けさせると、瞬の唇を犯してきた。店主が、瞬の体に覆い被さるようにして瞬を後ろに倒すと、なおも瞬の唇を犯しながら、パンツの中に侵入した左手で、瞬のオチンチンをいじくってきた。
店主がいったん体を起こすと、瞬のシャツのボタンを外し始めた。
「向き変えていいですか」
「えっ?」
唐突な瞬の言葉に、店主のボタンを外す指が止まった。
「ビデオ見えないんです」
「あ、あそう。いいよ」
卓袱台をどけ、座布団を横にずらしてテレビに水平になるように瞬は横になった。瞬のシャツのボタンを外し終えた店主は、シャツをはだけると、下に着ていたTシャツを首までまくり上げ、瞬の上半身を露にさせた。それから瞬のジーパンとパンツを一緒に、膝の所まで引きずり下ろしてしまった。
「ううん、きれいな体だ。ペニスなんてピンク色して、かわいいね。本当にたべちゃいたいくらいだよ」
体毛の薄い、どちらかといえば色白だが、少年らしく弾力豊かな筋肉を身に纏った瞬の体を、店主はかるーく手で愛撫した。
「あっあー」
敏感な少年の体は、それだけでも、呻き声をあげてしまった。初めて他人の前で全裸を見られる。それだけでも、瞬にとってはたまらなく刺激的なことなのだ。
画面の中では、いつの間にか中年男達も全裸になり、一人が若者のペニスを美味しそうにしゃぶり、もう一人が、気持ちよさそうに青年にペニスをしゃぶらせていた。
半裸の瞬の体に覆い被さり、店主は右手でずっと瞬のオチンチンをしごきながら、耳から首筋、そして乳首まで舌を這わせていた。店主の責めに喘ぎ声をあげさせられながら、瞬は息を継ぐ度に、ビデオを横目で見ていた。ビデオでも、青年が2人がかりで体中を手と舌で愛撫され、喘ぎまくっていた。瞬はまるで自分がビデオの中のモデルになった様な気がして、恥ずかしいことなら、どんなことでもされたい、そう思う程興奮してきていた。
チュパチュパと優しく舐めていたと思うと、チュッーと強く吸ったり、店主は瞬の乳首をしつこい程に責め立てた。お腹は軽く舐めただけで通り過ぎると、店主は、瞬のオチンチンへと辿り着いた。
「瞬君は、ペニスを舐められるは初めてかい?」
「えっ?」
妄想と快感の世界に浸っていた瞬が、なんて言われたのか分からずに聞き返した。
「ここをしゃぶられるのは初めてかい?」
右手で瞬のペニスを握り、左手で指差しながら店主が繰り返した。
「はい、初めてです。他の人に見られるのも、触られたのも初めてで」
頭を少しあげて、店主の手にしっかりと握られている自分のオチンチンを見つめながら瞬が答えた。
「そうか、私が初めてか。初めなのか」
店主は嬉しそうな笑みを浮かべながら頷いた。そして、射精した後の様にびしょびしょに先走り液をしたらせた瞬のオチンチンを、大きく開けた口にくわえ込んだ。
「あっあっー」
生暖かく、ぬめっとしていて、柔らかい。そして、今まで一番気持ちいい感触に、瞬が声をあげた。
店主は、右手で瞬のオチンチンの根本を持つと、ゆっくりとペニスを出し入れし、舌を使い、瞬のオチンチンを味わい始めた。
「だめ!いや・・・あっーーー」
しかし、店主が味わう間もなく、瞬はたまらずに店主の口の中に射精してしまった。何度も腰を上にぴくぴくと突き出しながら。
「若いだけあって早いなー。それに精液も濃いし、多くて、飲みごたえがあるよ」
まだ強烈な快感の余韻に浸る瞬に、その言葉は聞こえていなかった。
少し落ち着きを取り戻した瞬が、ビデオに目を向けると、青年がソファーの上で四つん這いにさせられ、口とアナルに中年男性のペニスを両側から突き立てられていた。
「アナルを犯されるのは好きなのかい?」
瞬が、ビデオに気を取られているうちに、店主はいつの間にか、手に何やら色々と持ってきていた。
「それ何ですか?」
店主の質問に答えずに、瞬は聞き返した。
「うん、これか、これは見ての通りのアナルバイブだ」
手で持つ部分は黒く、アナルに入れる部分は白くて小さい丸い玉が数珠繋ぎになった形をしたアナルバイブだ。
「これはローションに、スキン。これは消毒液だ。そして最後にイチジク浣腸」
店主は、横になったままの瞬にもよく見えるように、一つ一つ手に取って、瞬の目の前に持ってって説明した。
「アナル、するんですか?」
流石に、瞬が不安げな顔をした。
「アナルはダメかい。絶対無理しなから。それに、アナルは気持ちいいぞ」
青年の喘ぎ声につられて、店主から視線を外すと、瞬はちらっとビデオを見た。青年がソファーに座わり、正常位で上体を起こした姿勢で、中年男性にアナルを犯され、もう一人にフェラチオをされていた。カメラが、アナルに寄っていくと、フェラチオしている男性が身を外し、ヌラヌラといやらしく光るペニスが、アナルに入ったり出たりするのを、アップで画面に写していた。
「アナルバイブは入れたことあります。でもそれ以上に大きいのは。それに、ダメなんです、直ぐに気持ちよすぎて、長くできないんです」
画面の方を向きながら、小さいな声で瞬が言った。
「なんだ、呆れた子だな。自分でアナルで悪戯してたんなて。本当にエッチな子だね」
わざとらしい言葉で、瞬を辱めてから、一転して瞬の太股を撫でながら優しげに店主は言った。
「なあに、感じているなら大丈夫だよ。痛かったら絶対に止めてあげるから。いいね。さあ」
瞬の答えなど待たずに、店主は瞬の体を起こし、着ているものを全て剥いで全裸にすると四つん這いにさせた。
「ああ、きれいなアナルだ」
店主は、瞬のアナルとこりっとした少年のお尻を十分に視姦した後、ちり紙に消毒液を塗ると、瞬のアナルを拭いた。消毒液の冷たさに、瞬は、アナルを初めて人に見られていて、そして犯されるという実感に激しく興奮した。それが半勃ち状態だったオチンチンを再度大きくさせた。
自分の唾をちり紙につけて、アナルに残った消毒液を拭き取ると、店主は屈み込んで、瞬のアナルに舌を這わせた。
「あうっ」
何ともいえないゾクッとする感触に、瞬が身を振るわせた。店主は、瞬の反応など気にせずに、しっかりと両手で瞬のお尻を掴むと、アナルの皺にそって、舌を器用に動かしていた。気持ちいいのと、むず痒くて、瞬が喘ぎ声を出し始めて暫くしてから、店主が舐めるを止めると、イチジク浣腸を取り出した。
「浣腸すると、筋肉が弛緩して、スムーズにアナルセックスができるからな」
瞬に説明しながら箱を開けると、イチジク浣腸を二つとも取り出し、二つとも瞬のアナルの中に、その液体の全てを注入した。イチジク浣腸は、自分でアナルをする時にも使っていたが、二つ同時は初めてだったし、瞬はもともと浣腸は苦手だった。直ぐにゴロゴロとお腹が疼きだしてきた。
「トイレ行かせて。お願い」
後ろを振り向き、瞬は許可を求めた。
「うん、なんだ入れたばかりじゃないか。もう我慢できないのか。情けないな」
「お願いします」
「だめだ、少し我慢しないと綺麗にならないからな」
瞬は、腕を曲げ、顔を座布団に押しつけて、便意に耐えた。瞬の苦痛をよそに、突き出される形になった瞬のアナルがひくひくと蠢いているのを、店主は面白そうに眺めていた。
「お願い、もうダメ、出ちゃうよ」
「しょうがないな、来い」
瞬は、店主にトイレまで連れていってもらった。トイレは和式だった。瞬がトイレに入り、ドアを締めようとしたが、ドアの所に店主が立って、ドアが閉めれなかった。
「退いて下さい」
「やだよ。いい子だから、うんこするところを見せてくれよ」
「嫌ですよ。お願いします。早く退いて下さい」
「ダメだね。いいんだよ、俺は別にずっとここに立ってたって苦しくもなんともないから」
「お願いどいて」
便器を目の前にして蹲って苦痛に耐えていた瞬に、限界が訪れた。
「ああっもうだめ」
瞬がぱっと便器に跨ったと同時に、アナルから薄黄色の液体と茶色い固形物が飛び出てきた。瞬の恥ずかしさを、まるで煽るかの様に派手な音をたてながら。和式だけあって、その一部始終が、店主の目にばっちりと見えていた。
心身ともにぐったりした瞬の体を、店主は再び居間に引っ張ってくると、座布団の上に瞬を四つん這いにさせた。それから瞬のアナルと、中指にはめたコンドームにローションを塗ると、店主は瞬のアナルに指を当てた。浣腸の成果か、店主の指はスムーズにアナルの中に入っていった。指の根本まで入れた後、店主は指をゆっくりと円を描く様に動かし、瞬のアナルをマッサージした。
「あああ、ああー」
アナルをいじられて、便意を我慢している間に固さを失っていたペニスが、固さを取り戻してきた。
「アナルがいやらしい、ひくひくして指を締め付けてきやがる。これじゃ指じゃ満足できないだろう。うん。次はこれを入れてやるよ」
店主は、アナルバイブに同じようにコンドームを被せ、ローションを塗ると、瞬のアナルに突き立てた。長さ15センチ以上はあるアナルバイブが、楽々と瞬の体の中に入っていった。店主は最初はゆっくりと、そして徐々にスピードをあげながら、バイブをアナルに出し入れした。丸い玉が出る時に、瞬のアナルが広がり、そして縮まり、そして次の玉でまた広がる。もの凄く猥雑な眺めだ。スピードと共に、いやらしいクチャクチャという音がアナルから聞こえてきた。瞬の口からも今まで以上の切なそうな喘ぎ声が溢れ、オチンチンの先端から、透明な粘っこい汁が、糸を引いて下に垂れていった。
バイブを根本まで入れたまま、唐突に店主がバイブから手を離した。暫くそのまま四つん這いのままでいた瞬が後ろを振り向くと、店主が最後の一枚の白いブリーフを脱ぐところだった。脂肪の少ない、薄い体つきだった。ただ年の割には白いきれいな肌をしていた。股間には、細身の体にはしては立派なペニスが天を向いていた。いくつも血管が浮き出て、見るだけで、その固さと熱さと興奮が伝わってきそうだった。
「さあ、しゃぶってくれ」
店主は全裸になると、瞬の顔の前に立った。瞬にとって、初めて生で見る勃起したオチンチンだった。自分にもあるのに、こんなにもオチンチンを見て興奮するのが、瞬には少し不思議だった。
膝建ちになり、口を半開きにし、少しずつ少しずつ顔を前に出し、瞬は店主のオチンチンをくわえた。熱くて、固くて、自分のと同じオチンチン独特の臭いがした。
「ああいいよ、美味しいかい」
瞬はコクンと頷いた。
「ああ、気持ちいいよ。舌を使ってべちょべちょに舐めてくれ」
瞬は、初めてのフェラチオで不慣れながら、舌と口の中をフルに使って、一生懸命に店主のオチンチンを舐めた。
「ああ、ありがとう、気持ち良かったよ。もういいよ」
瞬の唾でべちょべちょになったペニスに、コンドームをはめ、ローションを塗ると、店主は瞬を座布団の上に寝かした。
「さあ、遂に君のアナルを、俺のペニスで犯してやる。最初はバックだと入りにくいから、正常位でやろう」
店主は、瞬の両足を掴むと、瞬の頭の方に二つ折りにする様に曲げ、瞬のアナルからアナルバイブを外すと、代わりに自分のペニスを当てた。
「いいか、呼吸を止めずに、力を抜いて」
侵入を図った店主のペニスを、意外にも瞬のアナルが拒んだ。瞬は、店主のアドバイス通りに深呼吸をして、アナルの力を抜くことに神経を集中した。そして、今度は見事に成功し、亀頭が入ると、後はすっと奥まで入っていった。
「どうだ、アナルにペニスを入れられた感想は」
「ああ、いい、いい」
「これから、もっと気持ちよくさせてやる。天国に連れていってやる」
初めはゆっくりとした腰の動きが徐々に早くなり、やがて「ぱんぱんぱんぱん」と、瞬のお尻と店主の下腹部がリズムカルにぶつかる音が聞こえてきた。
「ああお願いやめて、気持ちよくて変になっちゃう。ウンチがでちゃいそう。お願い止めて、トイレに行かせて。お願い」
「大丈夫だ、それはウンチなんかじゃないぞ。出ないから、ウンチするように踏んだるんだ、もっと気持ちよくなれるぞ。いいな、いいな、いいな」
店主の額から、幾筋もの汗が流れ落ちていた。
「はあ、はあ、いきそうだよ。もういきそうだよ。一緒ににいこう。なあ、一緒にいこう」
「ああ、分かんない。凄く気持ちよくて、気持ち良すぎて分かんない。あああ、どうなっちゃうの。いや、やーーーー」
「うっ、いっい、いくー」
瞬がオチンチンに触ることなく、アナルの刺激だけで射精すると、その時のアナルの強烈な締め付けで、ぎりぎりまで我慢していた店主も瞬の中で、大量な精液をぶちまけてしまった。
「はあーーー」
瞬の腹や胸に残る瞬の精液が付くことを気にもしないで、店主は深呼吸を一回すると、瞬に覆い被さって、暫く無言のまま瞬の体を抱きしめた。2人の荒い息だけが、部屋の中で聞こえた。ビデオはいつの間にか終わって、青い画面を写しているだけだった。
「はあ、最高だったよ。40数年間生きてきた中で、一番気持ちよかったよ」
「僕も、一番気持ちよかったです。気持ち良すぎて、怖いくらいに。一人でアナルしてても、気持ち良すぎて途中で止めちゃうから、今日みたいに、ずっとやられるのって初めてでした。アナルだけで射精出来たのって、感動です」
瞬が話しているうちに、店主の体の下で、瞬のオチンチンが早くもむくむくと大きくなってきていた。
「ほお、2回目を出したばかりなのにな。若いのは素晴らしいな。あと2、3回は出せそうだな。どれ、今回はまた口でいかせてあげよう」
店主は、瞬の体に残る精液を舐めて綺麗にしてあげると、瞬のオチンチンを口にくわえた。この後、瞬は2回射精させられて、ようやくこの家を後にした。
瞬は、恋人というよりも、有り余る性欲を処理する為のセックスフレンドとして、古本屋に通うようになった。放課後になるとアナルが疼いてどうしようもなかった。
しかし、連日のセックスとなると、流石に10代の瞬の体力についていけなく、店主は自分がしない日は、バイブで瞬のアナルを犯しながら、口や手で射精させるというプレイになっていた。そんな時はいつも店を閉店にするわけにもいかないし、瞬の露出願望を満たすために、店のレジの横に瞬を立たせ、最初の時の様に、瞬のズボンからオチンチンを出してしごきたてたり、全裸にして手足を縛り、レジの台の下に座らせ、アナルにパールローターやバイブを入れ、お客がレジに来た時にスイッチを入れたりのプレイを繰り返していた。
付き合い始めてから約一ヶ月後のことだった。
「写真ですか」
「そう、写真。撮らせてよ」
「撮るのはいいですけど、現像どうするんですか?」
「何だ知らないのかい、今は自分で機械動かして現像できる店とかあるんだよ」
「へー、そんなのあるんですか」
瞬は後で詳しく聞いて、今までにセルフタイマーで撮り貯めた、自分のヌード写真を現像しようと思った。
憧れていたヌードモデルになれるんだ。店主の帰り際の言葉に、瞬は帰ってからも興奮が収まらなかった。数時間前に、全裸で手足を縛られてレジの台の下に押し込められ、馴染みらしき客とレジで店主が話しをしている間に、店主の裸足でオチンチンを踏みにじられて射精させられていたにもかかわらず。結局寝るには、オナニーをするしかなかった。
翌日の日曜の朝早く、瞬が古本屋に着いて直ぐに撮影が開始された。場所は居間からだった。特にポーズを付けるでもなく、瞬が普段着を脱いでいくのを、店主が撮影していった。
そして、全裸になってからは、オチンチンのアップを撮ってみたり、オナニーしているところや、トイレに跨っているところや、色々と場所を変えて撮ってみたり、瞬が憧れているヌードモデルの様なポーズをして撮ったりした。
あっと言う間に用意したフィルムを使い切って、最初の撮影会は終了した。
「お願い!」
ヌード写真を撮られて、どうしようもない程興奮した瞬が、カメラを置いた店主の腰に抱きついた。そのままスラックスの上から股間にむしゃぶりついた。
「お願い、入れて、犯して!」
撮っているうちに自分もかなり興奮したのか、瞬の希望通りスラックスを脱いで、かちかちに勃起したペニスを出すと、しゃぶらせるのはそこそこに、直ぐに瞬のアナルを犯していった。いつになく荒々しくぶつけながら。そして、瞬もいつも以上に激しく感じていた。
「はいこれ、出来たよ」
撮影から4日後に、瞬は紙袋を渡された。
「はああ、凄い!」
瞬は、初めて自分のヌード写真を見た。同じオチンチンでも、直接や鏡なんかで見るのとは違う、なんとも表現出来ないいやらしさがあった。
「これ、僕のぶんも焼き増ししてもらえませんか」
「それ、君の分だから。あげるよ」
「本当ですか!ありがとうございます」
一枚一枚、瞬は自分のヌード写真をじっと見つめた。中でも気に入ったのは、全裸で店の通路に立っている全身のと、アナルにバイブを深々とくわえ込んでいる写真だった。
「これ、普通の写真よりサイズ大きいですね、葉書と同じくらいで。わざとですか」
「いや、自分で現像する場合、そのサイズからになるんだ」
「へ〜」
大きい分、オチンチンに浮き出た血管や、アナルの皺まではっきりと確認できた。早く教えてもらった現像所まで行かなきゃと、瞬は思った。
「また写真、撮りましょうね」
「ああ、いいとも、次はいい考えがあるしね」
「いい考えって、なんですか?」
この前の撮影が終わってから自分が言った、野外での撮影か、それともハメ撮りに関することだろうかと瞬は思った。
「まあ、顔はなんらかの方法で隠すとして、それで撮った写真を、店で売るんだよ。とりあえず店にはお尻とか、オチンチンは透けるか透けないかくらいのセミヌード写真をホモ雑誌とかのコーナーに貼っておいて、注文してきた人には、オチンチンやアナルがばっちり写っている写真を見せて、買ってもらうのさ。どうだい。もちろん儲けなんて考えてないから、原価だけの安い価格でヌード写真が買えるとしたら、絶対たくさんの人が買ってくれるぞ」
「そんなことできるんですか、捕まりませんか」
「大丈夫だろ、セミヌードだし、店には未成年の少年のとか書かなきゃ」
「だったら、お願いします。絶対にお願いします」
「まったく、自分のヌード写真が売られようとしているのに、絶対にお願いしますだなんて、本当に君は露出狂の変態だな」
店主の辱めの言葉にも、瞬は薄く笑うだけだった。頭の中では、早くも自分のヌード写真が売られている光景を描き出していた。場合によっては、この店で会った憧れの先生に見てもらえるかもしれない。近いだけあってたくさんの同じ男子高の生徒にも、ひょとしたらクラスメートの友達にも見られてしまうかもしれない。中には買っていく生徒だっているかもしれない。
妄想だけではなく、翌日高校で、瞬が友達数人に古本屋のことを聞いてみると、ほとんどの人が知っていて、また1度は入ったことがあると言っていた。無論目当ては、ホモ雑誌、ビデオが一緒に置かれているエロ本コーナーだった。ということは、友達が普通のエロ本を見に来て、同じコーナーに飾られることになる自分のヌード写真を見る確率は非常に高いはずだ。
日曜の朝から撮影は行われた。顔はサングラスと手で隠し、首から下や、アナルやオチンチンのアップ、おしっこをしているところや、射精した精液がお腹の上を垂れていく写真などを撮っていった。
トラブルのもとになるかもしれないと、店での撮影はしないことにした。月曜日に店主が現像してくると、火曜日には、店に瞬のヌード写真が貼り付けられていた。
写真は、ホモ雑誌やビデオが並べられている棚の縦の木枠の部分に3枚貼り付けられていて、写真の下に値段と「他にも写真あります。カウンターまでご相談を」と書かれた白い紙が貼られていた。
写真は、腰から太股までを撮ったお尻のアップのものと、手でオチンチンを隠したアップのものと、濡れた手ぬぐいをオチンチンに被せたアップの写真だった。オチンチンの2枚の写真は、ともに隠されてはいたが、指の隙間や、透けた手ぬぐいの下からしっかりと見えていた。
「写真、売れたよ」
火曜日から木曜日まで一枚も売れなかったのに、金曜日に瞬が帰ってからと、土曜日、瞬が来るまでに計7人の男が買っていった。
「本当ですか、みんなどんな写真買っていったんですか?」
「安いからなんだろうけど、24枚とも全部買っていく人が多かったけど、全員オチンチンのアップと、アナルにバイブを入れているアップは買っていったな」
「そうですか」
瞬は、うっとりとその興奮を噛みしめていた。まだ小さい頃から、親が読んでいた週刊誌の女性のヌードグラビアを見ても、女性の裸よりも、外で裸になったり、裸を雑誌に載せられる、裸を見られるという行為にもの凄く興奮し、憧れていた。その憧れに、今一歩近づいたのだ。
「ねえ、僕の写真が買われていくのを見たいんだけど、明日買っていく人いるかな」
「なんとも言えないけど、日曜日だから午後から一人くらい買っていく人いるんじゃないかな。お客が来たら教えてあげるよ。いい方法があるから」
そう言うと、店主はニヤッとした。
翌日、午後から店に来た瞬は、自分のヌード写真が買われていくのを見るために、ずっと店の中をふらふらしていた。瞬のアナルの中には、コードレスバイブが入れられていて、写真を買いに客が来たら、店主がリモコンのスイッチを入れて知らせる計画だった。
コードレスバイブは、パールローターと違い、取っ手の部分がアナルから出てズボンが膨らんでしまうが、大きめのシャツの下を外に出して、膨らみを隠していた。店主は、客がいなくなるとスイッチを入れ、新しいおもちゃで瞬を弄んでいた。
瞬が店をふらふらし始めて3時間位が過ぎた時だった。大学生風の男が店に入って来ると、一直線にエロ本コーナーに歩いていった。コミックコーナーにいた瞬が、直ぐにエロ本コーナーが見える位置に移動すると、その男は瞬の写真をじっと見つめていた。瞬はたまらずに近くに寄って行った。人が来てやばいと思ったのか、男は写真から目を離し、普通のエロ本に手を伸ばしたが、瞬がホモビデオを手に取ると、仲間だと安心したのか、再び写真に視線を戻した。
たまらなかった。本当にすぐ横で自分のヌード写真を、お尻を、オチンチンを、見ず知らずの他人に見られているのだ。どんなにこのヌードモデルは自分ですと告白して、もっと恥ずかしい思いをしたいと瞬は思ったことだろうか。しかし、瞬の淫らな葛藤など関係なく、青年は、直ぐにその場を離れてしまった。何も手に持たずにレジの所まで。
ブルッと、瞬の中に埋め込まれた棒が振動した。今までの遊びではない、本当に瞬のヌード写真を買いに人が来たのだ。再度瞬が場所を移してレジを伺うと、男がミニアルバムを広げて見入っていた。アルバムの中には、棚に貼られているのよりずっと過激な、丸だしにされたオチンチンのアップも、バイブを突き立てられたアナルも、精液をお腹にぶちまけた写真までも入っていた。
男が指でアルバムの中の写真を指し、店主がその写真が入った封筒をレジ下から取り出し、写真を一枚づつ外に出した。青年はかなりの枚数の写真を購入すると、そのまま店を出ていった。
「何枚売れました」
瞬の声が、興奮の為に少しかすれていた。
「20枚。オチンチンのアップとか、アナルのアップのやつとか、たくさん買ってくれたな」
もうこれでいくらどうしようと、あの男性の前では一生股を広げてオチンチンを晒し、アナルの穴を見られ続けるられるのだ。そう思うと瞬は胸が張り裂けそうなぐらいに感じてしまった。
「ああ、もうダメ、お願い、して。めちゃくちゃにして」
瞬のアナルの中では、ずっとバイブが暴れ続けていた。
「しょうがないな、後で犯してやるから、今はこれで我慢しろよ」
店主は、レジの横に瞬を立たせ、オチンチンをジーパンのチャックから露出させると片手でしごきたてた。
「良かったな、たくさんの人に見てもらって、買っていってもらって」
レジの上にアルバムを開いて、瞬のヌード写真を使って、店主は瞬を辱めた。
「だめ!でちゃう」
瞬の顔に、苦痛の表情が浮かんでいた。
「なんだもう出るのか、しょうがないな」
店主の手が、一段と早くなった。
「あっあっあーーーいっくっーー」
苦痛の表情が一転して恍惚の表情になり、瞬のオチンチンから大量の精液が、店主の手の中に射精された。
もともとホモビデオやホモ雑誌の品揃えが充実していて、その手の顧客が多かったせいもあるだろうが、瞬のヌード写真は、それからもコンスタントに売れ、計30人もの男に買われていった。
瞬が今までに自分で撮ったヌード写真の中で顔の判別のつかない写真や、瞬が熱望していた真夜中の町での野外露出写真や、客からリクエストのあったポーズやコスチューム、例えば学生服を羽織ながらオチンチンを出したりといった写真をラインアップに加えていった。
「あれ、今日は休みじゃないだろう」
瞬が期末テストを終え、学校帰りに10日ぶりに古本屋を訪れると、窓にはシャッターが降りていて、ドアには『都合により暫く休業します』との張り紙がされていた。裏に回って玄関の呼び鈴をいくら鳴らしても、ドアを叩いても、誰も出てこなかった。居間の窓も網戸がしっかりと閉じられていた。ポストには、数日間分の新聞が溢れていた。
もう一度店に回って、瞬は入り口の張り紙を見つめた。おかしい。旅行に行くとも、長期の出張に行くなんていう話も、瞬は聞いていなかった。自分が今日店に行くという話はしてあるから、何かあったってそれぐらい待つだろう。自分に説明もなく、出かけなければならない理由など瞬には思い浮かばなかった。
「なんだ、瞬も見に来てたのか」
思いに耽っている時に急に肩を叩かれて、大袈裟にびくっとして瞬は振り向いた。
「もう、びっくりさせないでよ」
瞬のクラスメートの少年2人だった。自転車の2人乗りで来て、運転手の方はまだサドルに尻を乗せたままだった。
「何そんなにビックリしてるんだよ。それよりも、あれっ、なんだよせっかく見に来たのに休みかよ。ちぇっ」
瞬の横を通り、店の入り口まで来た少年が毒づいた。
「ねえ何、なんかあったの?」
「あれ、瞬も噂を聞いて来たんじゃないのかい」
「ううん、別に買い物に来ただけだけど。噂って何」
「あのな、数日前にな、どっかのおばさんが自分の息子の机の中から男のヌード写真を見つけて、息子に問いつめたらここで買ったってゲロしたらしいんだ。まっそれだけなら世紀末の今頃別に珍しい話じゃないんだけど、そのおばさん、その写真のモデルがうちの男子校の生徒だって断言して、どうゆう教育をしているんだって、怒鳴り込んできたんだって。まあ、自分の息子がホモだっていう持って行きようのない怒りを、学校にぶつけてきた様なもんだろうけど」
「でも、なんでうちの男子校の生徒だって分かったのかな」
「ああ、そのおばはんの息子が、うちの高校出てて、写真に写ってた学ランのボタンと校章に見覚えがあるんだと。そこで真相を確かめに俺達がここに来たんだけど、こりゃダメだな」
「あれ、おい瞬、瞬、大丈夫かい」
友達の声が遠くに聞こえた。確かに店で売っていた写真に、制服のボタンや校章が写っていた。ただそれはとても小さく、また別に学校が分かっても、顔が写らなければと全然気にしていなかった。それなのに、まさかこんな大騒ぎになるなんて。
瞬は憂鬱な気分のまま、家路についた。未成年者のヌード写真を売っていたとなると、下手をすると手が後ろに回ってしまう。どこで今回の情報をこんなに早く入手出来たかは分からないが、店主が急に姿をくらました理由は十分に理解できた。あのヌードモデルが自分だとばれる可能性がどれだけあるだろうか。店主が捕まって、瞬の顔が写っているヌード写真が押収されない限りは大丈夫だろうか。店主は危険回避の為に、自分のヌード写真をもう廃棄しているだろうか。瞬にとって、いくら悩んでも解くことのできない難問だった。
眠れない一夜を明かして、瞬は高校に行った。制服の上を着ないですむのが、瞬にとってはせめてもの救いだった。
ベルが鳴り、ホームルームの時間になっても、担任の体育教師は姿を表さなかった。その時間が、5分、10分と進むにつれ、教室内のざわめきが大きくなっていった。当然話題の中心は、昨日友達が教えてくれたヌード写真の事件だった。結局、定刻より15分遅れで教師が入ってきた。いつもの爽やかな軽い微笑みのかわりに、いくぶん強ばった顔をしながら。
「あーみんな遅くなってすまん。実は緊急の職員会議が行われて、えーみんな噂では既に耳にしているかもしれないが、当校の生徒がいやらしいヌードモデルをしているというOBの父兄の方からの通報がありました。学校側としては、事実関係の確認をしてはいるんだが、学校側としては一日も早い名誉回復が望まれる。それで、本校生徒の潔白を証明する為に、全校で今から検査を行う」
今まで、じっと担任の説明に聞き入っていた生徒達が、検査方法を聞いて、騒ぎ出した。
「あー黙れ、黙れ。静かにしろ。いいか、椅子を机の上に乗せて後ろに下げたら、背の順に横に2列に並ぶんだ。さあ、動け」
日頃の教育の賜か、生徒達はしぶしぶながら指示に従った。机を下げて前にスペースを作ると、黒板に向かって平行に2列に並んだ。瞬は、1列目の一番最後に並んでいた。
「並んだな。さあ、さっき説明した様に下に着ているTシャツを脱いだら、もう一度ワイシャツを着るんだ。但し、ボタンははめずに前ではだけておくこと。それが出来たらズボンとパンツを一緒に脱いで、膝の所までずり下ろすこと。足は肩幅だぞ。ペニスはちゃんと勃起させろよ。どうやったら勃起するかなんて、高校生なら知ってるな」
教師は、手に持った写真を見ながら、生徒達に指示を送った。それが自分のヌード写真であることは見なくても瞬には分かった。憧れの先生に遂に自分のヌード写真を見てもらえたのだ。しかもこれから直接見てもらえるのだ。しかし、見つかってしまうかもしれない不安に、パンツを下ろしても瞬はまだ勃起させることが出来なかった。
「それじゃ検査を始めるぞ。検査の順番の時に勃起してない奴は、先生がしごいてでも勃起してもらうからな」
先生にしごいてもらえる!しかし、皮肉にもその言葉で、瞬のオチンチンがムクムクと大きくなっていった。
「ああ、やめろよ、やめくてくれ」
そう心の中で叫んだが、瞬のオチンチンは完全に勃起してしまった。
「みんなも恥ずかしいと思うから、みんな立っている間だは、目を閉じているように」
教師は、そう言いながら教壇から降りると、検査を始めた。
足音が徐々に近づいてきた。そして直ぐ隣にまで、音が近づいてきていた。次は遂に自分だ。もし秘密がばれたら、退学?でも憧れていた先生に、勃起した恥ずかしいオチンチンをじっくりと見てもらえるんだ。こんな機会もう二度とないかもしれない。瞬の頭の中は、不安と期待と恐怖と興奮で混乱しきっていた。
不意に目の前で足音がした。反射的に俯いたままで瞬が目を開くと、先生がいつも履いている紺のジャージのズボンと靴が目に入ってきた。遂に来た。瞬は、真っ赤な顔をして、不安と興奮で胸がいっぱいで息をすることさえできなかった。
「あっ」
瞬はおもわずビクッとすると、小さな悲鳴とともに息を吐き出した。先生が瞬のワイシャツどかして、瞬の胸に触ってきたのだ。体育教師の太い親指が胸を軽く愛撫し、二本の指が瞬の勃起した両乳首を交互に軽く揉んできた。瞬は、目を閉じずに下を向いたまま、自分の胸を撫で回す先生の指の動きに、喘ぎ声を出すのを堪えながら見とれていた。
教師は、乳首をいじくる手を止めると、瞬のワイシャツの両襟の直ぐ下を掴むと、左右にワイシャツをはだけた。そうするとワイシャツを羽織っていても、瞬の体は両腕と膝下を除き、全てが教師の目の前にさらけ出されてしまう。教師は、瞬の直ぐ側に立ち、上からじっくりと瞬の全裸を見つめていた。
ワイシャツを離して瞬の体を見つめるのを止めると、教師は右手で瞬の左の尻をぎゅーと握ってきた。瞬は思わず声を出しそうになった。教師は、瞬の尻を揉んだり叩いたり撫でたりした後、今度は瞬のオチンチンを握ってきた。今度は瞬も堪えきれずに、小さな歓喜の声を出してしまった。
教師は、瞬のオチンチンの竿の部分を掴んで数回しごき、それから亀頭を撫で、袋を大きな手で包み込んだ。オチンチンを色々な角度にして見てみたり、尿道の直ぐ下の一番敏感な部分を指でグリグリしてきた。瞬の濡れやすいオチンチンから、透明な液が糸を引いて下に垂れてきた。もの凄く恥ずかしかったが、その為にもの凄く興奮していた。感動だった。憧れの先生に、今オチンチンを触ってもらっているのだ。このまま先生の手で、クラスのみんなのいる前で射精させられたい。このヌードモデルは自分だと告白して、みんなに軽蔑されたい。そこまで瞬は興奮しきっていた。
しかし、教師は急に手を離すと、何も言わずに、瞬の横を通り、後ろの列に歩いていってしまった。
「えっ」
拍子抜けした瞬は、思わず先生の方に振り向いてしまった。先生は、次の生徒の前に立ち、さっそく検査に取りかかっていた。
爆発できなかった欲求が少し収まった後になって、秘密がばれるという緊張感からも解き放たれ、瞬は大きく息を吸って、そして吐いた。
やっと周りを見る余裕ができた。瞬が左を向くと、クラスメート達のオチンチンがずらっと並んでいた。今になって、裸でいるのが自分一人でなく、クラス全員が裸になっていることを思い出した。中には力が緩んでしまったものもあったが、背の順で並んでいる為、ほぼ同じ高さで勃起した10数本のオチンチンが並んでいる光景は壮観だった。色こそそんな違いは感じなかったが、大きさも、長さも、形も本当に様々だった。瞬は、しばらくぼーとしてそのオチンチンの軍団に見入ってしまった。
それから瞬は後ろを振り向いて、後ろのクラスメート達の裸を見た。横よりも、後ろにいる人の裸の方が見やすく、瞬は一人一人のオチンチンを夢中になってじっくりと観察していった。あの人がこんなに大きなオチンチンしていたんだ、かっこいいあの人はあんな形していたんだと。他の生徒達は、ちゃんと目を閉じて俯いていたので、瞬が、自分のオチンチンを物欲しそうな目で見つめているに誰も気が付かなかった。
体育教師は、次から次に裸で立たせた生徒達を、同じように体に触ったり、オチンチンをいじり回していた。瞬の見ている前で、本当に勃起していない生徒を、自分でしごいて勃起させようともしていた。しごかれている生徒は思いっきり腰を引き、両手で先生の手の動きを止めようとしていたが無駄だった。
瞬は激しい嫉妬を覚えた。自分だってあれ程まではしごいてもらっていない。勃起しなければ、先生のあの大きな手でもっとしごいてもらえたのに。勃起さえしなければ、もっと従順に先生にしごかせてあげれたのにと思った。
「先生、先生、もう勃起しましたよ。もう止めて下さい」
友達に聞かれるのが恥ずかしかったのだろう、無言の抵抗を続けてきた生徒が、遂に我慢できなくなって担任に向かって抗議した。
「何言ってる。若いんだから、もっと固くなるだろ。もうちょっとの我慢だ」
「先生お願い。もう止めて、もうだめ」
瞬は、友達の声に抜き差しならないものを感じた。と思っている内に、友達は小さな悲鳴をあげると、先生にしごかれているオチンチンから精液を思いっきり発射してしまった。一番飛んだのは、3メートルは離れている前の列の生徒の背中にまで届いていた。
「やあ、すまん、すまん」
体育教師は、軽く笑いながら生徒のオチンチンと自分の手だけをちり紙で拭くと、顔を真っ赤にして涙を流し始めた生徒をその場において、さっさと隣の生徒に移っていった。
瞬は、先生がちり紙で拭く時に、先生のジャージの股間が膨れているのに気が付いた。先生も興奮しているの?友達の射精にもビックリしたが、先生の股間の膨らみに、瞬はもっと驚かされた。
体育教師は、もう一人自分の手で生徒を勃起させたが、射精させることなく、無事に検査は終了した。
「みんな協力ありがとう。君達の協力によって、うちのクラスの生徒じゃないことがハッキリした。ありがとう」
教壇から教師が、制服を着ている生徒達に礼を言った。
「先生、さっき持ってた写真見せてくれませんか。あんなことまでさせられたんだし、見てみたいんですけど」
「ああ、いいぞ、ほらこれだ」
教師は、早くも着替えを終えて、近寄ってきた生徒に写真を渡した。その写真は、古本屋の居間で、先ほどまで生徒達がとらされていたのと同じポーズを瞬がしているものだった。写真の中の瞬が、制服の上を羽織っている点だけが違ったが。
その生徒の周りに他の生徒達が近づき、写真がどんどん回されていった。みんな黙ったまま、写真をじっと見つめていた。今まで裸にいたのにもかかわらず、瞬は自分のヌード写真がクラスメートに回されるのを見て、もの凄く恥ずかしく、また興奮してしまっていた。一時間目が終わった後の休み時間に、瞬はたまらずにトイレに行ってオナニーしてしまった。
その日、瞬が廊下の掃除をしていると、担任にぽんと肩を叩かれた。
「今日の放課後、職員室まで来てくれないかな」
それだけ伝えると、教師は直ぐに行ってしまった。
初めはきょとんとして瞬だが、写真の件が実はばれてしまったのではと思い、顔が真っ青になった。それ以外に特に問題児でもない瞬が職員室に呼ばれる覚えはなかった。
落ち込みながら掃除を終え、いつもは先生の顔をじっと見つめているホームルームもずっと下を向いたままだった。そして放課後を迎えた。
「失礼します」
消え入りそうな声で挨拶をして、瞬は職員室に入っていった。
「おう、ごくろう」
瞬が担任の机に来ると、担任はおもいのほか朗らかに瞬を迎えてくれた。
「ちょっと付いてきてくれるかな」
先生の表情から、ばれた訳じゃなかもと、瞬は少し元気になった。
「先生どこに行くんですか?どうしたんですか?」
「まあ、付いてくれば分かるさ」
2人が辿り着いたのは、体育館の1階にある卓球室だった。1階には他に柔道や剣道に使うための格技室があり、2階がメインの体育館のコートだった。卓球室は、雨などでグランドが使えない場合等に、ちょっとした運動に使ったり、名前の通り普段は卓球部が卓球に使用していた。
2人は更に卓球室の奥にある、用具室の中に入っていった。
「先生、一体ここで何を」
「今日、卓球部は練習試合で他の高校に行っているから、ここには誰も来ないんだよ」
瞬の質問に答えずに、体育教師は狭い用具室の中で瞬に向き直った。
「先生、一体」
「瞬君、君があの写真のモデルだね」
言いかけた言葉を、瞬は全て言うことが出来なかった。やっぱりばれていたのだ。
「違いますと弁明しないのは、男らしくて先生好きだぞ」
実際は、瞬は気が動転して何も言うことができなかったのだ。
「先生、お願いします」
「黙っていて下さいか」
「はい、お願いします、先生」
「黙っていてあげてもいい」
体育教師が、両手で瞬の頬を包みこんだ。
「黙っていてあげてもいい。但し、条件としてこれから君は僕のものになるんだ」
「先生のもの」
「そうだ、古本屋の店主にしていた様なことを俺にもさせるんだ」
「嬉しいです、僕、先生のこと憧れていたんです」
「本当か、本当にいいんだな」
「はい」
瞬の言葉に、担任は瞬のことをぐっと抱きしめた。
「でも」
「でもなんだい?」
教師は瞬を離すと質問した。
「店主が戻ってきたら、怒って脅かされたどうしよう。あの人、顔が写っている僕のヌード写真持ってるし」
「その件なら心配ない、もし店主が戻ってきても話しはついてるから」
「えっ話がついてるって」
「実はね、店主に制服を着た写真を売って欲しいって頼んだのは俺なんだよ。だから今回あの写真が持ち込まれた時、あの古本屋で売っている写真だって分かったから、直ぐに連絡してやったんだよ。少しは俺の責任もあるし、下手に警察に捕まって、俺まで巻き込まれた困るしな」
確かに一度あの古本屋で先生と会ったことがあったが、まさか先生があの店の常連だったとは、瞬には驚きだった。
「警察沙汰にならない様にするけど、とりあえず暫く姿を消せともな。その時、あのヌード写真のモデルは誰だって聞いたんだ。そしたら自分の教え子で、本当に驚いたさ。ずっとかわいい子だなって目をつけてた子だったんだから」
「かわいいだなんて」
「本当さ、ずっと見てたんだぜ。それで今回も事件を大きくしない代償として、瞬を俺に渡すという約束をさせたんだ」
「事件を大きくしないと言うわりには、十分大事になってたじゃないですか、朝」
「ああ、あれは俺が言い出したことなんだ。あれだけやりゃ父兄だってもう何も文句言ってこれないさ。こっちだって、ここまでやって犯人はいなかったって断言できるし」
「あと、先生の趣味でしょ。だって先生検査の時、勃起させてたもん」
「あれ、見られてたか。生徒全員の勃起したオチンチンを見て触れる機会なんてそうそうないからな。職員会議では生徒の人権がなんて反対する先生も多かったけど、学校の名誉を守るためと言って押し切ったんだ。やあ最高だったよ。写真やビデオに撮れなかったのが残念で」
体育教師は瞬の両肩に手を置いた。
「瞬、お前をもらうぞ」
「はい、好きにして下さい。でも朝の様に、他の生徒には手を出さないで下さいね」
「あれはさ、瞬のオチンチンが直ぐ手の届く所にあるのに食べれないし、アナルにも入れられなくて、欲求不満だったんで、ついな。これからは瞬一筋だから。誓うよ」
教師が苦笑いしながら答えた。
「分かりました。信用します」
「それじゃいただきます」
抱き合おうと、2人は熱烈なディープキッスをずっとずっと交わし続けた。
終わり
あとがき
まず始めに、何故に「さぶ」というホモ雑誌に小説を書くようになったか。
初めは大学生の時中3の女の子にホモ雑誌を見たいと頼まれて買ってあげたことがあり、その号に読者投稿小説が掲載されていました。感想は文章の質は無理として、こんなストーリーでいいのなら自分の方がもっと面白いのが書けると思いました。
そして実際に書き始めたのは社会人になってからです。当時付き合っていた女子高生がやおい大好き少女で、自分でさぶとか読んでいました。それでそそのかされて書き始めました。今まで6作送って6作とも載せてもらいました。彼女に言われたんですが、必ず少年または青年が中年男性に苛められる(または手込めにされる)という設定だねと言われましたが、私はいつも自分が女王様(イメージ的には年上のお姉さま)に苛められるのを考えて、それをホモの設定に置き換えるのでしょうがないのです。
今回後半の教室で行われたのは、ホモ雑誌で良く目にするM検というのがヒントになりました。大戦中の日本軍に徴兵されてきた若者を全裸で並べ性病とか調べていた(と思う)ということなのですが、それに憧れるS、M両男性が多いので、それならばと使わせていただきました。やっぱり喜んでなんぼのものですから、喜ぶシチュエーションならどんどん活用します。
あと古本屋にもモデルがあります。これは私が学生の時住んでいたところにあった古本屋で、本当にホモ雑誌とかビデオが充実していました。ある日ホモビデオを凄いなーと何本か手にして見た後、普通のエロ本を持ってレジに行ったら「恋人にならない」と言われたことがあります。小説のモデルよりもずっと高齢で骸骨みたいな男性でした。当然、逃げて帰りました。