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階段の最後の一歩を上がり、通路に入った直ぐ側に、目指す看板の掛かったドアがあった。
「は〜い、いらっしゃい」
光一がチャイムを押すと、紺のスーツ姿の20代後半くらいの目鼻立ちの派手な野性的顔立ちの美しい女性が向かい入れてくれた。 ヒップラインのくっきりと浮き出たピッチリしたマイクロミニからは、黒いストッキングで包まれたむっちりした太股のかなり根本まで露わにされていた。
「あの、あのここ××企画さんでしょうか?」
ドアに書かれているのを確認してからチャイムを押した光一だったが、思いも寄らず若くて綺麗な女性が出てきたので、動揺して意味のない質問が口からこぼれ出てきた。
「ええ、そうよ。ここは何かの広告を見て来てくれたのかな?」
「はい、そうです」
光一は続けて青年誌の名前を告げた。
「そう、じゃこっちにきて話しましょう」
光一は、その女性に連れられてパーティーションで区切られた簡単なお説室に案内された。並んで立つと165cmの光一よりもこの女性はハイヒールを履いているといえ、頭一つ高かった。バストもヒップもこれでもかとばかりに張り出し、白人女性の様な迫力だった。
一度消えた彼女が、コーヒーを二つ持って現れると、光一の向かいのソファーに座った。
「初めまして、私は有紗と申します。君の名前と年齢は」
有紗と名乗った美女の下半身に、視線と意識を釘付けにされていた光一には、有紗の声は届いていなかった。
向かいのソファに座ったせいで、ただでさえパンティが見えそうなマイクロミニのスカートが、更に上へとずり上がり、本当に後僅かで秘密の部位が明らかにされそうな状態になっていたのだ。
そして、光一には何か分からなかったが、黒いガーターベルトとストッキングにくるまれていない白い太股のそのコントラストに、目を奪われていた。 光一がどこを見つめているのか知りながら、有紗はわざとゆっくりと脚を組んだ。一瞬白い太股の奥に、影ではない黒いものが見えた。目を見開いて露骨な反応を示す光一を見て、微笑を浮かべ、有紗は声を掛けた。
「ねえ、君聞いているの」
「えっ、はいっ、聞いてます。あの・・・なんでしょうか?」
びっくりして、視線を上げた光一と有紗の視線が正面衝突した。
「君の名前と年齢をきいたんだけど、どこを見ていたのか」
「城島光一って言います。17才です。高校2年です」
意地悪な有紗の質問にちょっと頬を染めながら、それでも光一は一層白い肌とガーターベルトを露出している彼女の下半身の魅力に抗しきれずにちらっちらっと盗み見していた。
「で、内容はだいたいわかってもらっているんですよね」
「はい、でも本当にこんな物買ってもらえるんでか」
言いながら、光一は足下に置いた紙袋に視線を落とした。
「君みたいなジャニーズ系のかわいい子のものだったら、奥様方や年下好きのOLさん達が争う様に買ってくれるわよ」
そう言いながら、有紗は視線で光一に紙袋をこちらに渡すように指示した。しかし、光一は渡そうとしなかった。
「どうしたの、その紙袋そうなんでしょ。さあ見せて。どんなエッチなもの持ってきてくれたの」
有紗の露骨な言い方に驚き、光一が動けないでいると、有紗はさっと腰を浮かせて手を伸ばすと、自分で紙袋を持っていってしまった。
「あ、返して下さい!」
「何を言っているのよ。売りに来たんでしょう」
光一の手を軽く振り解くと、有紗は袋の中身を取り出し始めた。光一も恥ずかしさから思わず取り返そうとしたが、最初の目的を思い出したのか、かなわないと諦めたのか、ソファに深く座り直して、頬を一段と紅く染め有紗の横に視線を逃していた。 光一の様子を見て、有紗は自分の太股に出していた物を、机の上に並べていった。
紙袋から出てきたものは、いずれも男性用のセクシーな黒や白、赤といったビキニタイプのパンツだった。しかも全てが一度は光一の股間を包み、その若い体液で汚されたものばかりだった。
「ふ〜ん、君いつもこんなエッチな下着ばっかり履いているんだ」
有紗が、黒いビキニをひっくり返し、光一の股間を包み込んでいたところの汚れ具合をあからさまに確認しながら呟いた。
「違います!広告にビキニタイプの方がいいって書いてあったから。それでわざわざ買ってきたんです」
実際、親にばれないように、光一はビキニの上にトランクスを履いていた。そのおかげで、ビキニは光一の汗をたっぷりと吸い込むことができたのだが。 光一が見た広告には、男に女子高生の下着を売りつける店がある様に、ここは金と時間を持て余す有閑マダムや、ジャニーズの影響か、10代のかわいい男の子大好きの女性に、男性の使用済み下着を売っている店を経営している会社と掲載されていた。
「君の様に可愛くて、ジャニーズ系の美少年の子なら喜んで買わせてもらうけど、実は一つ条件があるんだけど」
「えっ」
「心配しなくてもいいわ。簡単なことよ。君の写真を撮らせてもらいたいの」
「え〜写真ですか」
光一の顔に、露骨に嫌そうな表示が広がった。思いもかけず、有紗の様な美しい女性が対応に出てきて恥ずかしい思いをしていたが、下着を売る行為自体には後ろめたさや恥ずかしさは感じていなかった。しかし、自分の写真を撮られることは学校や親にばれるかもしれないし嫌だった。
「君だって、もし女性の使用済みの下着を買おうとした時、どんな女性が着ていた分かった方がいいでしょ。逆にどんな人が履いていたか分からない様な下着はちょっと嫌じゃない。女性だってそうよ。ううん、女性の場合は男性よりもずっとその傾向が強いは。今までの販売実績からして。大丈夫よ、特殊な場所でしか売らないんだから、ばれることなんてないわよ」
「う〜ん」
光一にも確かに言われていること理解できた。でも・・・。
「写真なしでもいいけど、それだと安くしないと売れないから、買い取り価格も安くなるわよ。写真付きならこれ全部で、これだけで買ってあげるわ」
有紗が提示した電卓の数字は、光一の想像していた金額を遙かに超えていた。頭の中に欲しかったノートパソコンが浮かんできた。
「分かりました。それで御願いします」
光一は、定期的に下着類を売りに来るようになった。最初は抵抗のあった写真も、ビキニ一枚になって撮らせるまでになっていた。事務所で有紗と二人きりでの、ビキニ姿の撮影の時、初めの頃は前を膨らませてと言われても恥ずかしくて全然ダメだったのが、今では有紗に撮られると思っただけで、光一は階段を上がってくる時から既に激しく勃起してしまっていた。
しかし、それから数回目の時。
「え〜、何でもう買ってくれないんですか。この前はまた売りに来てくれって言ったじゃないですか」
光一が非難の声を上げた。
「言われた通りに、全部のビキニに出してきたのに」
光一は、有紗のリクエスト通りに、一枚一枚ビキニでペニスを包み、そしてオナニーして精液をたっぷりとビキニの中に放出し、それをラップに包んで持ってきていた。
「ふ〜ん、この前来たのは5日前で、精液付きのビキニが10枚ね。流石に若いと凄いわね」
「そんなことじゃなくて。もう」
光一は、有紗に対しての恥ずかしさを久しぶりに思い出していた。今二人の間には光一のオナニーの証拠が横たわっているのだ。光一は有紗のことを想い浮かべながらオナニーをしていた。その結果が今こうして本人の目の前に。オナニーをしてと頼んできたのは有紗だが、やはり美しい女性に自分はオナニーをしたというのを知られて平気でいるには光一はまだ若かった。
「このマーケットは、独特というか、狭い物なのよ。だから君の下着を欲しがっている人はもう、全員買っちゃったみたいなのよ」
「そんな話聞いてません」
「実際、前回買った下着は売れてなくて、店ではほとんど残っているのよ。精液付きならいけるかなと思ってこの前は話したけど、これだけ売れてないとなると辛いわね」
今まで下着を売って儲けた金は、好きな物を買いまくり、いい気になって友達やガールフレンド達におごって使い果たしてしまっていた。
「これだけでもなんとかして下さいよ」
「そう言われても、こっちも売れないものを仕入れるわけにもいかないのよ」
気まずい沈黙を挟んで、二人は見つめ合っていた。
「それじゃ、どうこうしない」
先に口を開いたのは、精神的には優位に立っている風に見えた有紗だった。
「別のもので稼がない」
「別のものって」
「ビ・デ・オ」
有紗はわざと一語一語区切って発音した。
「ビデオ!」
思わず眉をひそめた光一の頭の中で、汗だくになって喘ぐAV女優達の様々な痴態が浮かんでは消えていった。
「君がいつも見ているようなアダルトビデオとは違うよ」
光一の頭の中を見透かした様なに、有紗が微笑を浮かべながら否定した。
「まあ、イメージビデオみたいなものだと思って。まあ多少はエッチな絵も入れさせて貰うけど、どお、やらない?」
続く・・・(maybe)